爪きり
2週間と3日おきに爪を切っています。しでんくんの爪は真っ黒で、血管がどこまできているのか見えないので、爪きりを失敗すると血だらけになります。でも、普通は爪に血管が透けて見えるので、血管ぎりぎりまで切ればいいそうです。黒い爪のしでんくんは仕方がないので切る間隔を一定にして、同じ長さを切るようにしています。それでも血管を切ってしまって出血させてしまったときは止血剤のお世話になります。黄色い粉です。これを出血したところに塗ります。でも、この薬は痛いんだそうです。そんなことにならないように、用心して切っています。まず、明るい場所で。さらに頭につけられる懐中電灯をつける。(山登りグッズです。)切った衝撃をおさえるため、40度くらいのお湯を洗面器にため、切る足をしばらくつけて爪をふやかします。そのときバスタオルをひいておかないとびちょびちょになる可能性が。爪がふやけたところで一人が抱っこし、足を押さえ、一人が切る。しでんくんは4足とも親指(狼爪)があるので全部で20爪切らねばなりません。1足(5ツメ)切ったところでご褒美のチーズをやり、続けます。結構時間もかかるし、しでんくんも嫌がるし大変だったのですが、最近は私が留守中に一人で抱っこして切っているようです。爪のふやかしもしていないそうです。案外乱暴でも短時間で終わらせたほうが犬にとってはストレスにならないのかもしれません。爪を切ったあとはすぐ散歩に出かけます。しでんくんは爪磨きをしないので散歩に行って砥いできます。雨の日は家の犬走りを10往復走って爪砥ぎをします。爪が砥げたらしでんくんはやっと開放されます。やれやれ。

しかし、人間の方はこれから爪切りのメンテナンスです。しでんくんが今使っている爪切りは「斬」と書いてある1500円位の爪切りで、これは鋼でできているギロチンタイプで、使用後は刃を砥がないといけません。錆びます。ステンレスなら砥がなくてもさびないのですが、鋼の切れ味にはかないません。スパっと切れるのか、衝撃がないようで、しでんくんもなんとかいい子にしていられます。この爪切りを買う前は挟んで切るタイプ(ペンチのような形、諏訪田Petplus Nail Nipper for Cat という、子猫用爪切り ¥3000)を数回使ったのですが、爪がつぶされる感覚があるのか、なんか変な感覚があったのでしょう、しでんくんがとても嫌がってかわいそうだったのでギロチンタイプにしました。これを分解して、刃の部分を砥石でとぎます。少し専用の油をたらしてとぎます。とぐのはたいして時間がかかりません。砥いだら良く拭いてセットして終了。やっと人間のほうも終わりです。やれやれ。