モロッコ
2008年1月5日〜12日
 JAあづみ温りんご部会の旅行でフランスとモロッコを旅しました。モロッコにもリンゴ園があるのを知っていますか?知り合いのフランス人からモロッコはいいところだから一回行ってみたらと言われていました。今回その夢かなってモロッコのマラケシュという町に行き、リンゴ園の視察もできました。リンゴ園の経営者はフランス人のピエールさんです。モロッコは1912〜1956年までフランスの管理下に置かれていましたので、今でもフランス語もアラビア語に続く、公用語になっています。りんご園はマラケシュからアトラス山脈に向かい1時間半くらいのアスニという標高の高いところにありました。マラケシュではオレンジやオリーブを栽培していました。食事はクスクスそれと飲み物は砂糖が入ったミントティー、これは慣れると美味しかったですが、クスクスは毎食出されて結構飽きてしまいました。

                  マラケシュ旧市街        賑やかなお土産店       クスクス          世界遺産メディナ       

                     りんご園にて        新しいりんご園          ランチタイム       さよならモロッコ         


Pierre Plassart さんのビジネス
 彼はフランスの大きな農業会社の役員をしていて、その会社でりんご栽培の担当をしています。この会社はメロンをヨーロッパ各地で栽培し、サラダ用野菜も栽培しています。長年フランスでりんごを栽培していましたが、気候の温暖化と人件費の高さから生産をフランスからここモロッコに移したのでした。モロッコのこの地帯はフランスより品質の高いりんごが作れて、なおかつ安い働き手がたくさんいるといっていました。農園で働いている人たちはベルベル人という土着のモロッコ人です。映画「バベル」にもベルベル人が登場していました。