イギリス
2009年9月21日〜25日
 国際ピンクレディー連盟の総会に出席するためイギリスに行ってきました。イギリスは何と25年ぶりになります。殆ど観光らしきものは出来ませんでしたが、半日だけロンドン散策が出来ました。会議はケント州のタンブリッジウェルズという街で行われ、ケント州のりんご農園にも行くことが出来ました。特に昨年(2008年9月)我が家に3週間滞在して農園の仕事を手伝ってくれたエディーにも会うことが出来、夕食をご馳走になり、彼のお父さんの経営するピピンファームの視察も出来ました。その他イギリスで一番大きいという400ヘクタールのりんご園にも言ってきました。ここは最新の技術を導入し「カンジ」「ブレイバーン」など新しい品種を栽培していました。イギリスの多くの農場では「ブラムリー」「コックス」「ラセット」などの品種が多く、これらは典型的なイギリスりんごで他の国ではあまりお目にかかれない品種です。もちろん他の品種も栽培されています。例えば「キャメオ」「ガラ」「ジョナゴールド」などです。夏が短いので「ふじ」などの晩生の品種は栽培することが出来ません。エディーのお父さんは早生の「ふじ」を試験的に栽培していました。初成りりんごをいっしょに試食しましたが、どうも評価はあまりよくなかったです。私としてはまさしく早生ふじの味でしたが、彼らに言わせると味が薄いというのです。どうもイギリス人は濃い味のりんごを好むようで、そう言われてみると、畑で試食したいくつかの品種も皆濃い味(酸味も糖度も高いりんご)のりんごばかりでした。そんなイギリス人の味覚についてですが、よくイギリスの料理はまずいと日本では言われていますが、今回の旅ではむしろ美味しいものばかりでした。
イギリス料理がレベルアップしたとの声は他の国際会議出席者からも聞かれた言葉でした。私のお気に入りはタンブリッジウェルズの日本料理店「WAGAMAMA」で食べた「海老のカレー」でしたこれは絶品でした。また行きたいイギリス!!!

          ロンドン市街           国際ピンクレディー総会   レセプション          エディーの家族

           コックス             コックスの収穫風景      新品種「カンジ」        アップルクランブル