ブレーキしっかりコース整備内容
フロントブレーキのデイスクローター![]() |
フロントブレーキパット![]() |
右のブレーキパッドが、この円盤を両側から押さえて制動させています。常に熱と強い摩擦を受けるため、厚さ限度以下になると交換が必要です。 ブレーキを踏むと音が出たり、ブレーキペタルやハンドルが振動する症状がある時は、研磨をお勧めします。 ブレーキしっかりコースでは、粗サビを落とし、周辺に付着したブレーキダストを洗い流し、表面の状態を整えます。 |
左のローターと擦れ合う為、ブレーキを踏むたびに減ってしまいます。自分の身を削りながらドライバーとクルマをつなぐ生命線です。新品で約10mm、3mm以下になると交換が必要です。前輪ホイールが汚れるのは、このパットが磨耗して付着するのが主原因です。 ブレーキしっかりコースでは、表面の熱で変質した部分のペーパーがけ、ブレーキ鳴きなどの症状によってはカドの形状を加工したり、サイド面、裏面の特殊グリス添付の整備をします。 |
リヤのブレーキです。![]() |
ブレーキを踏むとライニングがドラムに擦れて制動させています。通常はドラムがライニングを覆い被さっていて分解しないと外からは見えません。しかも磨耗したライニングダストでホコリだらけなのでブレーキクリーナーでキレイに洗い流します。ブレーキしっかりコースでは、この洗浄作業と表面の熱で変質した部分のペーパーがけ、ブレーキ鳴きなどの症状によってはカドの形状を加工したり、裏面のプレートとの隙間に特殊グリス添付で動きを良くする整備をします。またドラムとの隙間を調整する事でブレーキフィーリングを良くします。 |
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ブレーキフルードは油と違い吸湿性がありますので、何もしなくても性能が劣化します。湿気を帯びたフルードは沸点が下がりブレーキを頻繁に踏むと気泡が発生して著しく制動力が低下して危険です(ベーパーロック現象)。またシール・ゴム部品の周辺でサビを発生させて液漏れも誘発します。ブレーキしっかりコースでは、ブレーキの作動する側からブレーキフルードの全量交換をします。同時にブレーキパイプラインのエア抜き作業も行います。 |
下回りのスチーム洗浄・塗装について。
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えっまさか!! これは自分の家族のクルマで初回車検1.5万キロですが、冬場の高速などに凍防止で散布されるエンカルは確実にボデー、足回りをサビさせます。キレイにスチーム洗浄して防錆塗料をしないと。 |