◆ 2003年の自作PC (上半期) ◆

= Handmade_Machine =

 


02年末、ホームネットワークを再構築してPC台数削減を図りました。
家族ひとりひとりに1台のPCがあり、
事実、我家では設置スペースとしても、現状が限界でもあります。
そこへ”お遊び用”の『 Win Server 03 機 』を追加したため、
おやじに対する家族の視線は、やはり快いものではありません。
まして、おやじの道楽で新規に自作PC増加など、許されることではないでしょう。(泣)

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そんなとき、おやじは妙に悪知恵を働かせてしまうものです。
  場所をとらない、ちっちゃなPCを作ろう!!
確かに、妻子は以前から小ぶりのPCを熱望していましたので。
家族の手前、
自分だけ「新規PC」を楽しむ(←実はズバリなのですが)のではなく、
ダウンサイジングのための新規自作、といった尤もらしい理屈をつけてしまいました。

休日の買い物ついでに、家電量販店ものぞく。
妻子の目的は”ケータイ”コーナーなんですが、パソコンコーナーも目に入るようです。
省スペース/ブックサイズタイプが陳列されていることを、
妻子らは、ちゃんとチェックしているようです。
  なんでウチのパソコンは大きいの? と子ども
  高性能だからさ。(汗)  とおやじ
家族に対して、もはや過去の神通力(?)は通用しそうにありません。

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結果として
  妻子:小ぶりのパソコンを希望(スペックや付加機能には執着しない)
  家庭の事情:設置スペースを要しない,機器台数を増やさない
諸条件をすべて満足することは不可能ですが、最大公約数的に『キューブ』に決めました。

おやじ的には、新規自作に対して、やはり何らかの目的意識を持ちたいものです。
  『 SC4(SIMCITY4) 』プレイ専用
  せっかくなら、Win98当時のPCゲームもプレイ
   ⇒ 新規自作マシン + PCゲームを、より快適にプレイ
なんだかよくわからない製作目的ではありますが・・・。
要するに、ゲーム専用PC、ってもんでしょうか。

SC4(SIMCITY4)
『 SC4 』を扱うあちこちのサイトでも、マシンスペックについて触れられているように、
とにかく「マシンパワー」を必要とする
シミュレーションゲームです。
ゲームメーカーによる必要動作環境と推奨動作環境とは、2倍の格差があります。
したがって、目標とするスペックは、必要値の3倍(推奨値の50%アップ)を狙います。

  必須環境 推奨環境

目標値

CPU

700

1400

700×3 = 1400×1.5

⇒ 2100 2.1GHz

メモリー

128

256

128×3 = 256×1.5

⇒ 384 MB

VGA

16

32

16×3 = 32×1.5

⇒ 48 MB

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キューブ系といえど、候補はたくさんあり、絞り込む条件としては、
  投資を抑えるため、現有CPUとメモリーを利用すること、としました。
ちなみに直近の現有パーツは下記のとおりです。
 ◆ マザーボード(チップセット)
    ・GA7DXR+ (AMD761)
    ・A7N266VM (nForce220D)
 ◆ CPU
    ・Pen4-1.6AGHz(N)
 ◆ メモリー
    ・PC2700(DDR333)の 256MBが1枚,512MBが1枚
 ◆ グラフィックカード
    ・GF系の若干古めのものが3枚
マザーボードはあっても対応CPU/メモリーがない(あるいはその逆)・・・。
そんな状況です。
流用可能なパーツは、そこそこ手元にあるのですが、
”トレンド”に追いついていかないのが現実です。

最新チップセット(i865,nForce2)を搭載したキューブ系ベアボーンキットもありますが、
ょっ、よっ、予算がぁぁぁ。(泣)
なお、CPU2.1GHzをめざすとすれば、1.6GHzをオーバークロック稼動せざるをえません。
オーバークロック耐性の高いPen4-1.6AGHzが市場から姿を消す前にと、
昨年買い置きしておいたものが、ようやく日の目を見るようなものです。

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とりあえず、FSBのみのアップで2.1GHz稼動は満足されました。
メモリーはPC2700(DDR333)を使用していますので、BIOSでFrequencyを設定。
何はともあれ、今まで「 P4T(Pen4-1.7GHz/WinXPhome) 」で『 SC4 』をプレイしたときと比較して、
体感的にかなりパフォーマンスが向上し、納得のいく結果となりました。
心配していた動作音も結構静かで、ひと安心といったところです。

『 SC4 』の他、『 A5(A列車で行こう5) 』で「パイロットモード」をジョイパッドにてプレイするため、
PCIスロットにサウンドカード(GAME/MIDIポート)も取り付け。
USB接続のジョイパッドでないあたりが、おやじってもんですね。

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■ SS-51G ■

 Win98復活でゲーム専用機化  CUBE-51

 No.22:CUBE-51

SS51G

マザーボード

FS51

CPU

Pen4/1.6AGHz(N)  ⇒ [2.1GHzOC]

グラフィックカード

GF4MX440/64MB

メモリー

PC2700/512MB

ハードディスク

ATA100/20GB

備  考

Win98SE


おやじ的には、新規自作,クロックアップ,ゲーム専用PCなど、
自己満足に浸れるものがあります。
かねてから小ぶりなPCを切望していた妻子も、
その大きさとデザインに満足のようです。

ネットサーフィンとメールが主用途の妻子にとって、
スペックなどはどうでもよく、「小っちゃなパソコン」というだけで喜んでいます。
そのためか、妻子の使用頻度(利用時間)が増し、
おやじがゲームをプレイする時間がなくなってしまったことも事実です。
とどのつまり、週末の夜中が、おやじのプレイタイムとなってしまうのです。

キューブ系ベアボーンキットが登場して2年。
当時と比べると、種類も多様となり、性能も驚くほど向上しています。
なおかつ、価格もこなれてきました(最先端は高価ですが)。
今後のパソコン自作は、キューブ系も範疇として検討したいと思います。
 

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となると、従来の妻子用マシン『 P4T(WinXPhome) 』の運命は・・・。
ソケット423のCPUなだけに抹消される気配が濃厚ですが、
RIMM(PC800-256MB)のパフォーマンスは捨てがたいものがあります。
CPU,メモリーともに、E7205,875,865・・・どれにも流用不可。
そこそこ思い入れがあるマシンですので、
次期”窓達”が登場するまで、当面は稼動させるとしましょう。

03年は、
FSB800MHz/HT,K8,nForce2/3,デュアルチャンネルメモリーなどなど・・・
資金がないことと反比例するかのように、試してみたいことが盛りだくさんです。
あれこれと考え悩むことになりそうですが、それはそれで楽しみでもあります。

 

     

 

 

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