◆ Handmade Policy ◆

= Handmade_Machine =

 

「自作」に対する私のポリシー(?)

 

 体感速度

 


体感速度ですから、
 (1) 本人の体調に左右されることも、ままあります。
 (2) 使用環境によっても違いが出ます。
 (3) 何よりも、使用するアプリやOSによっても、大きな違いがあります。

付記しますと、
ほぼ同一スペックのマシンでも、メーカーによって体感速度が異なります。
なお、メーカーブランドと自作機との間にも、体感速度にかなり差が生じます。

主観的だ、と批判は出ることでしょうが、
各種ベンチマークの実施結果と体感速度とが、
必ずしも一致するとは限らないことも、経験的に実感しております。
個人的には、ベンチマークの数値データなどよりも「感覚」のほうが、
自身の中で大きな比重を占めています。

しかしながら、体感速度というのは、実際に操作してみないことにはわからない
といった点がネックとなります。

 

 費用対効果

 


ムーアの法則
ではありませんが、
  「半導体の性能と集積は、18ヶ月ごとに2倍になる」・・・。
それを転じて、私なりに拡大解釈すると、
 (1) パソコンの性能(?)は、3年で4倍程度になり、
 (2) パソコンの価格(?)は、3年で4分の1程度になる。

やや大げさな表現ですが、
3年後、同金額を投資するのであれば、現在と比較して、
スペック的に4倍程度の機器を入手可能、といった状況だと感じております。
また、3年もすれば、
同等スペックの機器は、金額的に4分の1程度になってしまうでしょう。

投資する費用と、それから得られる機器(主にスペック)とに、
ある程度の ”割り切り” を持つことも、必要でしょうか・・・。

 

 安定性

 


トラブルフリーで安定して稼動すること、これが第一条件です。

体感速度/パフォーマンスが良いに越したことはありませんが・・・。

しかしながら、『安定性』ということについては、世の中、千差万別です。
各人の使用環境によって、大きく異なるからです。

安定性とパフォーマンス、それらに伴うコストは、トレードオフのような関係にあるようにも思えます。
どういうレベルで妥協するかも、価値観の相違によると考えられます。

個人的には、「システムがダウンしない/クラッシュしない」こと、と位置づけています。
そして、そのことを念頭に、マシンを自作しています。

 

 パーツ検討

 


私にとって、パソコンを、
『使う』ことよりも、『作る(組立てる)』ことのほうが楽しいのです。

組立て、OSのインストール、そして起動(稼動)。
その一連の行為も楽しみですし、達成感というか満足感があります。
また、それらに伴うハプニングやトラブル対策でさえ、ある意味、楽しみのひとつでもあります。

しかしながら、組立てること自体も楽しいものですが、
『予算をにらみながらパーツを検討する』ということが、最も楽しい時間なのかもしれません。
プランニングのステップこそが、私にとっての『道楽』とも言えます。

パソコン自作に対するメリット・デメリットは、各方面で話題に上りますが、
私個人としては、
 「あれこれとパーツを検討することが可能」
 そして、
 「その時間(期間)をフルにエンジョイする」
ということを、最大の利点に挙げたいと考えています。
 

     

 

 

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