●　メモリー神話

「メモリーを増設すれば（パソコンの処理速度が）速くなる。」
　そんな言葉にまんまとのせられて、増設を繰り返した私です。
　Win3.1〜Win95初期の頃、私は、ベンチマークソフトを使って、などということすら
　考えもせず、メモリー増設により、自己満足の世界に浸っておりました。
　これだけメモリー積んだんだから、オレのは速いぜ、といった具合。

　

●　ＣＰＵ神話

「CPUの周波数が上がれば（パソコンの処理速度が）速くなる。」
　Pen75MhzをK6/366Mhzへと換装。
　確かに、ベンチマークの結果だけは驚異的にアップしました。
　しかしながら、ビデオカードやＨＤＤなどの因子がボトルネックとなり、
　期待したほどのパフォーマンスを得ることはできませんでした。
　パソコンを構成するパーツの、バランスの重要性というものを、如実に実感しました。

　

●　グラフィックカード神話

「いいビデオカードを付けると（パソコンの処理速度が）速くなる。」
　ウソではないですが、ホントだとも言いきれないでしょう。
　パソコン誌のレビューや、チップ／カードメーカーの宣伝文句を鵜呑みにして、
　費用的に痛手をこうむったことも事実です。
　プロユースやゲームオンリーなど、特別の用途に限定さえしなければ、
　極論すると、何でも同じ・・・でもないですが・・・。
　ベンチマークだけで自己満足に浸る、というのもやや食傷気味です。