◆ 何ができるのか ◆

= BOHO_Network =

 


ホームネットワークで何ができるのでしょうか。

大別して、3項目あります。
  (1) 「ひとつ」のインターネット(アカウント・回線)を、同時に複数台のパソコンで利用する。
       ⇒ インターネット接続の共有
  (2) 「1台」のプリンタを、同時に複数台のパソコンで利用する。
       ⇒ プリンタの共有
  (3) ファイルやストレージデバイスを、共有資源として相互に利用する。
       ⇒ ファイルなどの共有

 インターネット接続の共有


たいがいの家庭では、
ひとつの通信回線(ISDN,xDSL,CATVなど)と、
ひとつのインターネットアカウントを使用して、
インターネットに接続していると思われます。
ちょっとした設定で、
家族みんなが、同時にインターネットに接続できるようになります。

インターネットが普及する以前のネットワークは、ファイル・プリンタの共有が主な利用用途でした。
最近では、むしろ、
インターネット接続の共有のほうが、ホームユースのニーズは高いのではないでしょうか。

 

 プリンタの共有


パソコンは家族それぞれが所有していても、
1台のパソコンにつき1台のプリンタ、
という状況は少ないと思われます。
パソコンもプリンタも、近年は随分と安価になりました。
しかしながら、プリンタを数台購入することを考えれば、
パソコンが新規購入できてしまうほどです。

金額的にも、設置スペース的にも、
1台のプリンタを複数台のパソコンで利用するというのは、かなりのメリットがあります。
ネットワークが普及する以前は、1台のパソコンにつき1台のプリンタ、という考え方が普通でした。
やがて、プリンタ切替機などを用いて、
複数台のパソコンから特定のプリンタで印刷する手段へと移り変わりました。
ネットワークで簡単な設定さえ行えば、プリンタの利用は、さらに便利になります。

 

 ファイルなどの共有


サイズが大きいファイルのやりとりや、
お互いのパソコンのストレージデバイスを利用する、
といった状況で効果が発揮されます。
(ストレージデバイス:FDD,HDD,MO,CD-ROMなど)
ネットワークが普及する以前は、
ファイルのやりとりは、もっぱらFDなどを用いていました。

OSやアプリの肥大化とともに、ホームユースでも扱うファイルサイズが大きくなり、
FDの容量をオーバーすることもしばしばですし、やりとりに要する手間も煩雑です。
加えて、最近のパソコンでは、FDDを搭載しないものも増えてきましたしね。
MOやCD-R/RWなどでもデータのやりとりは可能ですが、
相手のパソコンに搭載されていないような環境ではムリがあります。
ネットワークを利用すると、かなり利便性が向上します。

 

     

 

 

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