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ホィールジャンボ |
車輪(ホィール)と履帯(クローラ)の分類がある。
ブームに削岩機を架装しており、ブームの数によって、
1ブーム,2ブーム,3ブームなどと呼ぶ。
ブームは、機械本体を支点として、前方向へ半球状
(上下方向,前方向,左右斜め上,左右斜め下など)に
動かすことができる。
作業員が乗って作業するケージ(かご)を装備している。
ケージも1〜2基と装備数があり、
ブームとほぼ同じように動かすことができる。
レール(軌条)式やガントリー(門型架台)タイプもある。 |
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ホィール式サイドダンプショベル |
車輪(ホィール)と履帯(クローラ)の分類がある。
坑内での積込を考慮して、バケット(土砂をすくう部分)が、
機械本体を支点として横方向(左右)に動く。
ロッカーショベル,シャフローダなど、様々な種類があり、
用途に応じて選択使用することになる。 |
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ダンプトラック |
タイヤ式の運搬方式で最も一般的な運搬機械。
公道を走るダンプトラックなどと比べると、より強固な構造で、
積載量も多い。
いわゆる「坑内用重ダンプ」を使用するのが、一般的。
また、ベッセル(土砂を積む部分)が独立した
大型コンテナタイプもある。 |
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コンクリート吹付機 |
本来は、吹付機と吹付ロボットとに独立している。
吹付機は、圧縮空気などの力により、
コンクリートを送り出す役割を担う。
吹付ロボットは、吹付そのものを担う。
ジャンボのブームに似た動きをし、
複雑な形状の吹付面に対応できるような構造をしている。
様々な種類があり、トンネルの規模(断面積,延長)により、
最適な機械を選択使用する。 |
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防水工台車 |
防水シートを張るための専用台車。
門型架台に、階段状にステージを取付けたもので、
長さが4m〜9mが標準的。
このステージ上で、作業員が防水シートを張る。
自走できる構造となっている。 |
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覆工用型枠(セントル) |
覆工コンクリートの打込みに用いられる型枠。
坑内でその都度、組立/解体をせずに、
移動可能な構造となっている。
門型架台に、鉄板(スキンプレート)を装備したものが
主流となっている(スチールフォームなどという)。
スチールフォームの他に、
メタルフォーム(鋼板)を用いているものもある。
かつては、上半用,側壁用などと分離した構造が多かったが、
現在ではほとんどが全断面用となっている。 |