★ 10年度 第7回アプフェル・ライゼ栽培体験交流 (11月6日)
野菜の実験報告及び収穫(白菜・大根)
リンゴの実験果の結果報告
収穫期のふじの味はどうですか? 糖度及びpHの説明 いよいよ最後の紙芝居です!
リンゴの収穫の様子 ねこつぐらをかけてじゃんけん!
青空のもと豚汁やおにぎりを食べ、全員でおいしさを分かち合いました
皆さん1年間本当にありがとうございました!!
 11月6日に第7回交流会が行われました。お忙しい中、いつも以上にたくさんの交流者の方に集まっていただき、最終回に相応しい会となりました。
 第7回ではふじ・大根・白菜の収穫と、収穫祭を行いました。
 ふじの収穫では、今まで様々な作業をして育ててきたリンゴを、みなさん1つ1つ丁寧に収穫してくださいました。ほとんどの方のデザインアップルが鮮明にできあがっており、強風の日もあった中、リンゴ達が交流者の皆さんのために頑張ってくれたのかなと思うと、ついつい笑顔になりました。
 大根・白菜の収穫では、ヨトウムシが顔を覗かせていましたが、立派な大根・白菜に成長していました。実験結果では、マルチで栽培したものより露地で栽培したものの方が生育が良かったなどの結果も見られましたが、これが自然の力なのかなと思います。来年も継続して実験していく中でぜひ中身の奥の奥まで追求していってほしいと思います。疑問に思ったことがありましたら、ぜひご連絡ください。来年の交流会をより良いものになるようご協力おねがいします。
 リンゴ・白菜・大根を収穫した中で、私は「人間の足音」の重要性をしりました。私たち高校生や、先生方や交流者の皆さんが足を運び、作業をしたことによって収穫の喜びを味わうことができたのです。ふつうに生活していたら、こんなことは味わうことができないと思います。今年、1年間交流参加者の皆さんと共に学んできた中でそう実感できたことが大きな収穫だったと思います。
 作物に対して、自然の恵みに対して感謝しつつ収穫祭を行いました。時間が押してしまい、忙しくなってしまった部分がありましたが、交流者の皆さんの大らかさに助けられました。昨年までいらっしゃった大木先生が作ってくださった“ねこつぐら”も「去年もほしかったの、今年はもらえてよかった」と笑顔で受け取っていただけ、大木先生もあの優しい笑顔で微笑んでいるとおもいますよ!
 交流会も終わりを迎えてしまい、私の中では寂しさと喜びと、悔いが残っています。先生もメンバーも参加者も、いろんな環境が変わった中で、交流者の皆さんにはたくさんのご迷惑をおかけしました。何度みなさんに救われたかわかりません。羽山先生、大木先生がいなくなって、参加者の皆さんも何か足りないと感じたところがあったかもしれません。でも、私たちは、今のメンバーでしかできない交流会を行ってきたつもりです。羽山先生がいなくなったからこそ果樹研究部みんなで悩んだり、意見をぶつけあったり。阿部先生も関ア先生も、0の地点から私たちと一緒に悩み考えてくださいました。今年のあの交流会が、平成22年度果樹研究部と先生方でつくった交流会です。悔いは残っても後悔はしていません。これからも新しい部員や先生方と共に成長し、来年からもより良い交流会を運営できるよう私たち果樹研究部は前進しつづけます。暖かい言葉、応援ありがとういございました。来年も、再来年も、果樹研究部をよろしくおねがいします。
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