★ 10年度 第3回堀金小学校3年生とのリンゴ栽培体験交流 (6月2日・4日)
堂々と挨拶する児童 体験内容の説明 真剣に見てくれました
一輪摘果の作業の実演 どの実を切ろうか迷っちゃう
これかなあ? 一生懸命作業する児童 先生も一緒に体験
りんごの幼果の食味 パネルを使って糖度の説明
糖度計を見る代表児童 次の交流会は7月!!
 6月2日と4日に第3回目となる、リンゴ栽培体験交流会を実施しました。前回4月28日に行った1・2組さんとの花摘み作業は、リンゴの生育が遅れていたため、リンゴの花摘み作業をしていただくことができずに終わってしまいました。約2週間後の5月14日の3・4組さんとの交流会では、リンゴの花もようやく咲き始め、紙芝居で作業説明をさせていただいた後、みなさんに作業体験をしていただきました。
 第3回目も生育が遅れていたため一輪摘果が行えるか心配されましたが、交流会当日には前回作業ができなかった1・2組さんの願いが届き、リンゴの木は一輪摘果が行える状態となっていたので安心しました。また、天気も良好でまだ6月だというのに初夏並みの暑さでみなさん水筒を持参されていました。
 第二農場に到着して水分補給などしていただいき、みなさんお待ちかねの手作り紙芝居を見ていただきました。紙芝居の中には今回もクイズを入れさせていただき3年生のみなさんに答えていただきました。暑い中みなさん元気よく手をあげて答えてくれたおかげで暑さに負けないパワーをいただきました。
 それぞれ班の木に移ると、私達の作業説明を真剣に聞いてくださり、実験説明でも「どうしてやるの?」など「ここは切っていいの?」などわからないことを積極的に質問して下さっていてとてもありがたかったです。こうした言葉のキャッチボールをしていくことが信頼関係を築いていくためには欠かせないことなのだと勉強させていただきました。 説明が終わりさっそく取り掛かっていただくと、「次はこれを切るの?」「どっちが大きいかな?」など説明の時に引き続き、積極的に質問をしてきてくださったと同時に作業をしてくださいました。普段農業体験をすることがあまりないという小学生のみなさん、滅多にやったことがないということからなのか、とても楽しそうに作業を行ってくださっていました。
 高校生のほうから作業の終わりを告げられると、「もう終わりなの?」「もっとやりたい!」といった嬉しい言葉をいただきました。小学生のみなさんの中には「まだ残っているやつはどうするの?」というような声も頂戴しました。私達としては、木のことを気にかけていただけることがとても嬉しかったです。「残ったやつは私達が作業を行うよ」と告げると、「全部やるの?」「全部は大変そう」「頑張って」などと声をかけてくださいました。こうした作業を一つ一つ行っていくことで、“食”に関心を持ってもらい、食べ物が手に入ることは決して簡単なことではなく、手間がかかっているということも知っていただけたらと思っています。
 次回の第4回目は7月5日と12日にリンゴの袋かけを行っていただきます。第3回目で担任の先生にお渡しした中黒二重袋に、クラス・班の番号と名前・願い事を書いていただき一人一人に袋かけをしていただきます。
 例年に比べ梅雨入りが遅いため、天候のほうが心配されますが次回も作業体験をしたいと言ってくださった小学生のみなさんの願いが届きますように高校生一同一緒にお祈りしています。
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