![]() |
||
---|---|---|
★ 10年度 第3回安曇野市を主とした小学校PTAとの果樹栽培体験交流 (6月5日) | ||
![]() |
![]() |
![]() |
一年生の紹介 | リンゴの一輪摘果を紙芝居で説明 | 頑張って作業しています |
![]() |
![]() |
![]() |
一年生が参加者にアンケートを実施 | 作業終了!! | ジャガイモの生育状況を確認中 |
![]() |
![]() |
![]() |
食味調査 | どんな味かな? | pH調査 |
![]() |
![]() |
![]() |
幼果の糖度計測中 | ブドウの花見せ | ジベレリン処理の方法説明 |
![]() |
![]() |
|
記念に幼果をお持ち帰り〜!! | 楽しそうに帰っていきました | |
こんにちは、みなさん6月5日(土)に実施した第三回交流会はいかがでしたか。今回の交流会は、私たち2年生が中心となって実施した初めての交流会です。準備の時は、とても不安で失敗しないか、何かトラブルが起きないかと心配でたまりませんでした。しかし、皆様に楽しんでいただけるよう努力し、当日は反省点もありましたが無事成功しました。これも参加者の皆様と、先輩や後輩のおかげです。ありがとうございました。 交流会では、最初に「リンゴの一輪摘果」について、手作り紙芝居を使って作業目的と方法を学んでいただきました。その後、各班の高校生が自分たちの分担木に案内し、摘果作業を行いました。班の高校生からの作業内容の説明が終わり、皆さん夢中で摘果作業をしていました。皆さんからは、「やっているとだんだん楽しくなる」「一日中これやると大変だね〜」など様々な声が聞こえてきました。中には、「どれが中心果か分からない」という方も多々おりました。その時、私達にとっては普段実習で行っている作業も、参加者の方々には新鮮な体験だという事が分かった瞬間です。 摘果作業の次はジャガイモ畑に行き、皆さんに第一回交流会で定植していただいたジャガイモの様子を見てもらいました。ジャガイモは順調に育ち大きくなりました。品種によって育つ早さは違いますが、今のところは心配ありません。 次に、リンゴの食味検査を行いました。リンゴの2つの品種「ふじ」と「紅玉」の幼果を切り、皆さんに食べてもらいました。熟したリンゴは食べた事はあっても、まだ幼果のリンゴを食べるのは初めてという方もいらっしゃったのではないでしょうか。右手に「ふじ」、左手に「紅玉」を持っていただき、実験担当の生徒と一緒に「いただきます」と言って食べてもらいました。皆さんを見ていて気づいた事は、大人の方は少し警戒して食べる方が多いですが、お子様はためらう事もなく食べる方が多かったです。大人と子供では、こんな違いがあるのかと思いました。そして、皆さんが食べ終わり感想を聞いてみると、口直しの麦茶を飲みながら「苦い」、「すっぱい」などの声が聞こえてきました。また、2つの品種については、左手に持っていた「紅玉」の方が「ふじ」より酸味があると感じられましたが、まだ十分に成長していない幼果でも品種の違いが出ていると分かりました。今は未熟ですが、収穫した時にまた2つの品種の味の違いを食べ比べてみましょう。 そして、次の実験はブドウの花見せとジベレリン処理の方法についてです。この実験では、2つの品種、「安芸クイーン」、「リザマート」を使いました。ブドウの花見せでは天候不順の影響により花の開花が遅れてしまい、かろうじて咲いていた房をお見せする事になり、申し訳ございませんでした。花を見て、「これが花」、「変わった形だね」などと様々な声が聞こえてきました。ジベレリン処理の方法についてでは、食紅で赤く染めたジベレリン溶液に皆さん興味津々でした。このジベレリン処理の目的は、ブドウの無核化、つまり種無しブドウをつくることです。 そして、全ての実験が終わり最後に参加者の皆さんと握手をしてお別れとなりました。これから先も、天候によって不具合もおきると思いますが、皆さんのために努力いたしますのでよろしくお願いします。 次回は6月26日にリザマート・安芸クイーンの摘粒とふじの袋かけです。皆さんに以前行っていただいた一枝一房・肩落とし作業からどのくらい成長したか、わくわくしていると思いますので楽しみにしていてください。ふじの袋かけは、皆さんがどんなメッセージを書くのか私達も楽しみにしています。次回の交流会も元気なお顔を見せていただけますよう、よろしくお願いします。 |
||
戻る |