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★ 10年度 第4回安曇野市を主とした小学校PTAとの果樹栽培体験交流 (6月26日) | ||
6月26日(土)に「この作業はかかせない!みんなで美味しいブドウを作ろう!!」というテーマで、ブドウの摘粒作業とブドウの枝を使った写真立て作りを行いました。 当日は、電気工事があり電気を使うことができず、みなさんにはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。 ブドウの作業説明を紙芝居を用いて行った後、ブドウ園のほうに移動していただき、第2回で行った一枝一房及び岐肩落としの必要性に関する実験果と、まったく作業を行っていない放任房の確認をしていただきました。放任房は作業を行った房と比べ、大きいですが花振るい(一房あたりの果粒がきわめて少なく、果房が歯抜けの状態)してしまっており、参加者のみなさんは「作業しないとこんな風になっちゃうのね」と話され、作業の大切をわかっていただけました。また今回から、通常(安芸クイーン:30〜35粒、リザマート:45粒)より15粒数を減らしたら(安芸クイーン:15〜20粒、リザマート:30粒)より大きくて甘いブドウになるのかという実験を開始しました。どちらのほうがおいしくなるのか楽しみにしていてください。 実験果の説明も終わり、いよいよ摘粒作業です!リザマートの摘粒作業は、果粒が小さいので房を手で振るい、小玉果を振り落とすという作業を行うはずでしたが、気温が例年に比べて低いことから生長が遅れてしまっているので、リザマートの作業はできませんでした。安芸クイーンも例年に比べ粒は小さいですが、無事に作業を行うことができました。 この摘粒作業はとても難しいので、みなさんには大人の方1人につき2房ずつ、自分だけの房を作っていただきました。実が小さいとはいってもぎっしりとつまっていて、内側についている実や小玉果、混みあっている実の部分を切り取らなければなりません。大きくなったときをイメージして、割れないようにしなければ見栄えの悪い房になってしまいます。大人の方は「大きくなったときのことを考えないといけないから難しいね」「これ切ってもいいの?」と高校生に聞きながら真剣に作業を行っていました。 作業終了後は教室に戻り、ブドウの幼果の食べ比べを行いました。みなさん一口食べて「すっぱい」と顔をしかめていましたが、子どもさんは「すっぱいけどおいしい」といって1個だけじゃ物足りなかったようで、余った幼果を食べている子もいました。 ブドウの作業のあとは、「自分だけの「世界に1つ」を決めよう!」というテーマで第二農場でリンゴの袋かけ作業をしていただくはずだったのですが、あいにくの雨ということで袋かけ作業は行えませんでした。なので、室内でブドウの枝を使った写真立て作りを行いました。 プリントを使って説明を行ったあと、各班で高校生が教えながら写真立てを作りました。写真立て作りは意外に難しく、みなさん「ここはどうやるの?」「これでいいの?」と確認されながら一つ一つの作業を丁寧に行っていました。完成した写真立てを持って、「何の写真を飾ろうか?」とお子さんと相談している姿が見られました。早く終わった班では、参加者と高校生が楽しく話していて、「高校生とこんなに話せると思わなかった」と私たちにとってとてもうれしいお言葉をいただきました。 次回の交流会は7月31日(土)にジャガイモの収穫及び品種の食べ比べとミニトマトの食味です。カラフルなジャガイモがどんな味なのか楽しみにしていてください!また、ミニトマトも一般ではあまり販売されていない黄色いものが食べられます!次回も元気なお顔が見られるのを楽しみに待っています。 こちらの手違いで写真が消えてしまいました。申し訳ありませんでした。 |
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