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★ 10年度 第6回安曇野市を主とした小学校PTAとの果樹栽培体験交流 (9月4日) | ||
サラダ菜の播種 | ブドウの収穫紙芝居 | クイズにも積極的に参加 |
おいしくなった!! | 糖度・phはどうなったかな? | |
重さ当てクイーズ!! | みなさん真剣です | |
袋の中はどうなっているかな? | ブドウ獲れたよ! | |
みんなで楽しく調理実習 | ||
おいしくできたよ | 重さ当てクイズの記念品贈呈 | |
9月4日に「待ちに待った収穫だよ!みんなで楽しくね!!」というテーマで、第6回交流会を実施しました。今年度はもぎ取り販売ですぐに売り切れてしまう“安芸クイーン”と“リザマート”の2品種を使い、栽培体験を行ってきました。5月に一枝一房・岐肩落とし、7月に摘粒を体験していただきました。今年は春の気温が低く、ブドウの成長が遅れてしまい、リザマートの摘粒作業を行うことができませんでしたが、安芸クイーンの摘粒は無事に行うことができ、みなさんぎっしり詰まった実の中からどれをハサミで摘み取るのか苦労されていました。その苦労が実り、待ちに待った収穫の日を迎えることができました。 まず始めに、ミニトマトの土壌比較実験に続く土壌比較実験用のサラダ菜の播種を行っていただきました。前日にサラダ菜の種を催芽処理(芽が出やすくなるように一晩水につけておくこと)しておいたものを希望者の方に播種していただきました。ミニトマトでは生育は高い土のほうがよく、食味は安い土のほうがよいという結果でしたが、サラダ菜ではどのような結果になるのでしょうか。収穫の時を楽しみに待っていてください。 次に、今までブドウで行ってきた実験の結果報告を実験房をご覧いただきながら、プリントを使い、一枝一房・岐肩落とし・摘粒などの管理作業の必要性を学んでいただきました。その中でも皆さんが特に注目されたのは、なにも作業を行わなかった放任という実験でした。 “安芸クイーン”は実と実が養分を取り合ってしまい、実がぎっしりとした房にはならず、花振るいしてしまいました。“リザマート”に関しては花振るいを起こさなかったものの、裂果が進んでしまい一部分にカビが発生してしまいました。放任房は通常の房と比べとても大きく、みなさんとても驚かれており、房を見ると「うわ〜すごい」「こんな風になっちゃうんだね」という声が聞こえてきました。そしてこの放任房を使い、重さ当てクイズをしました。みなさん、商品がでるということで真剣に予想をしていました。 そして、実験報告の終了後、紙芝居で収穫方法をご覧いただいたら、いよいよ収穫です! 今年は夏の気温が例年に比べて高かったために、“安芸クイーン”が水分不足となってしまい、粒がしわしわになってしまいました。しかし水分が少ない分、糖度は高くなりました。 収穫後はみなさん待ちに待った調理実習です。リザマートを使ったハチミツレモンかん・パスタ・お餅づくりを体験していただきました。みなさん想像もしたことのない料理に驚かれていました。パスタのソースに使った人参は彩りがよく、とても好評でした。お餅づくりでは、あんこで包んだブドウをお餅で包むのが難しく皆さん苦戦していました。調理実習は1時間半ほどで終わり、会食となりました。「パスタとブドウが意外と合う」「家で作ってみようか」など喜びの声が聞こえてきました。 最後に“安芸クイーン”“リザマート”の放任房の重さ当てクイズの正解者を発表し、豪華景品をお渡ししました。なんと、2種類とも同じ方が見事当てました。景品を手にした方は、「まさか当たるとは思いませんでした」と言って大変喜んでいただきました。 次回は10月2日(土)にふじの除袋・葉摘み・シール貼りとシナノスイートのもぎ取り販売を行う予定です。皆さんに会えるのは1ヶ月後となってしまいますが、会えるのを楽しみにしています。 |
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