登山靴

山へ行くなら登山靴が必要です。こればかりは日常履いている靴では代用できません。

ゴロー S-8(エスハチ)

以前履いていたスカルパの軽登山靴がいいかげん古くなったのと、ソールが
減ってきたのと、テント中心で荷物が重いのにソールがやわらかすぎるのと、
買って3年間もはいてそろそろ買い換えてもいいかな、と思ったことから新しい
登山靴を買うことにして、買ったのがこのゴローの登山靴です。

ゴローを知ったのは、愛読書である「シェルパ斉藤のバックパッキング術」という
本で、シェルパ斉藤氏が絶賛していたことが印象に残っていました。かの植村直己
も愛用していたらしいです。自分にはとても買えないような本格的なものだと
思っていたのですが、調べたら以外に安く、出張のついてに巣鴨のショップに
行って購入しました。ショップでは足型を取って、見本に足を入れてこまかな
アタリを調整し、3週間ほどで仕上げてくれます。既成の足型で合えばオーダー
する必要はないのですが、僕は左右サイズが違い、足幅も広いので既成では
合わず、オーダーすることにしました。

このS8というモデルは軽登山靴と重登山靴の中間程度の位置づけで、
荷物の重さは100kg程度まで対応、皮はスイスカイザーという高級皮革を
採用しています。冬山入門程度は対応してくれます。

定価32800円にオーダー追金3千円、整形インソールもオーダーして4万円位でした。
最初は裏皮の毛羽立った質感で、色も黄色に近い茶色なのですが、指示通り防水
ワックスを塗りこむことによって写真のようなつるつるのこげ茶色になります。

たっぷりとワックスをしみこませてあるので全く浸水しません。出来上がってきて、
前の靴より明らかに大きなサイズにちょっと戸惑いましたが、これが適正なサイズ
だったというこです。3回目の登山くらいまでは、この大きさになじめず、かかとが
浮くのがどうしてもなじめなかったのですが、靴下を厚い物に替えたのと、皮が
僕の足になじんだことで最近はすごく調子よくなりました。下りでも足指が
あたって痛い、ということはありません。

最近の登山靴は、軽量でデザインもお洒落なものもおおいですが、ソールの
張替えができないものが多く、また値段も冬山対応だとすぐに4万5万です。
この靴はソールの張替えができるし、夏山から春山までオールマイティに
使えるので、長く使えて良い選択だったと思います。

ちなみに、僕らグループは全員ゴローを履いています。

サンダル

テントを張った後、食事やトイレに一々靴を脱ぎ履きするのは非常にかったるいので、
サンダルは必要不可欠、超重要なアイテムです。
走破性能はおちますが、このようなスリッポンタイプが脱ぎ履きが楽でおすすめです。
このサンダルは軽量で持ち運びも苦にならず気に入っています。