DIY自作レンガ式
ピザ窯パン窯かまどバーべキュー炉

「そば打ち」もできちゃう!
カントリー風
ガーデンキッチン

物置が壊れてしまい、ついにドアが開かなくなってしまいました。 原因は横から来る土の圧力で歪んでしまった様です。 仕方なく物置を撤去してブロックを積むことにしました。 勿論セメントを扱うのは初めてでした。 家内が「此れ大丈夫?」と言われ倒れ防止を考えた事。 此れが「ことの始まり」です。 

水準器を使って水平を取るのですが、 セメントが接着剤のような粘度が無いので本当に付くのか心配でした。 一応翌日には固まっていて安心しました。 この時、此処にピザ窯とガーデニング・キッチンを作ろうと決めました。 花畑の一部を壊して勝手に進めたので、後でキッチリ怒られたのは言うまでもありません。
ピザ窯の床作りが始まりました。 ホームセンターに行ってみるとフランス製の耐熱ブロックが有ったので使ってみました。 ただ、耐火セメント1kg約500円。 此れは高すぎるので急遽アサヒキャスターを注文しました。 最終的に全部で約4袋使いました。 
セメントはアサヒキャスターを使いましたがレンガに馴染みません。 結局レンガは水に浸して使いました。 写真の様に新しいブロックを押し入れ濡れたブロックが反対側から出てきます。 この濡れたブロックですと吸着も良く良い感じです。
実は、なかなか上手く行きません。 水平を取るのが難しいく、強く叩くと加工済みの所まで外れてしまい、一度取れると同じ所には付きません。 一応、2重構造なので 中間には空気層と部分的に普通のセメントに小石を混ぜ流し込みました。 保温性は抜群です。
前側は高熱には成らないので普通のレンガを並べました。 窯の最下部は空気取り入れ口の予定でしたが、間違えて多く積み過ぎてしまいました。 ダッチオーブンやハンゴウも出来ると思うので此のまま行きます。
此処が火床になる予定の場所になります。 鉄の蓋も用意する必要があるかも知れませんが、下側を火床にすれば此処にダッチオーブン料理ができます。 更に上でピザやパンを焼く。 勿論、燻製もしてみたいです。
火床が完成したので焼床の準備です。4mm厚のLアングルを組み合わせ前面のブロックを積みます。 アサヒキャスター・・・・ちゃんと付くか心配です。 普通のセメントに比べると付き難いような気がします。
前面のブロックが固定出来ましたので、いよいよ焼床をアサヒキャスターで作ります。下側の一部は薄い合板を使って有ります。 素人が平らに加工するのは難しいです。 出来れば先に別途作った方が正解です。 実は、1時間後位に点検した時には中央が1cm位下がっていました。 6mmの合板が水を吸って変形したのです・・・・。 応急処置・・・何とか間に合いました。
24時間待ってこの状態に成りました。 写真では分かり難いですが後ろ側は100mm位の空間が有り、下側の燃焼室から熱気や火が回り込んで来る構造です。
元々物置が有った所なので本当は庭の形が悪い場所です。 ピザ窯の向く方向を手前のブロックの幅で適当に決めましたが、内側に向き過ぎました。 チョット失敗です。 花壇は女房の担当なので任せてあります。 丁度、芝桜の綺麗な季節です。
だいぶ雰囲気が出てきました。 一般的には内側を作った後で外側を作ると思いますが、私の場合は逆です。 ブロックを積んだ内側に適当な隙間を開け、ピザ窯の製作ですから・・・。
扉を取り付ける為に、鉄のアングルを先に組んで、垂直や平行を合わせながらの作業です。 実際に素人が正確にレンガを積上げるのは困難で、この時既に直角が取れていません。 仕方なく現物合わせで適当に作っていきます。
扉の溶接です。鉄板は3.2mm厚の物をカットして作りました。 溶接は上手くありません。 練習のつもりで、扉から作って見ました。 何回か扱っていると最終的に溶接のコツが判ってきました。 手前に引きながらチョンと当てれば火花が飛び、持続します。 そうしないと溶接棒がくっ付いてしまい、時には真っ赤に成ったり一寸危ない時もありました。
鉄枠はコンクリートに密着しない可能性が高いので全体を囲む様にして溶接で固定してあります。 扉を付ける為の枠にあたります。 当然後で隠れてしまいます。 この頃に成ると溶接もスイスイ状態で調子よく出来る様に成りました。
耐熱煉瓦をカットしながら温度計も先に組み込みました。 直接炎が当らない様に、更に、雨などで濡れない様にメーターの厚み分奥にしてあります。 この温度計は300℃用なので実際は振りきります。 丁度良い物が中々見つかりませんが、使ってみると非常に便利なアイテムです。
右側の鉄棒を手前に引くと、下側の扉が開き、焼き室に直接熱気が入り、奥側にすると焼き室の扉が閉まり、其の鉄板を熱しながら後ろ面に熱気が抜ける構造です。 煙臭いピザでは美味しくないですので、少し工夫をして有ります。
煙突のダンパーです。 これは熱気が抜けすぎないように調整する為の物で、レバーを前後する事で上の鉄板が開閉します。 平行に移動させる必要が有るので後方にもガイドの溝を作ってあります。
写真の様に 右側が内部の扉を開け閉めできます。 左のレバーは煙突のダンパーで煙突の開閉が出来る構造です。 右側レバーには2箇所溝が彫ってあり、必要な所でロックする様な機構になっています。
鉄が錆びないように錆び止めを塗りましたが、気持ばかりが先走って下側の取っ手を付けるのを忘れてしまいました。「やっちまったな〜」。しかも・・・耐熱塗料の方が良いんじゃないの・・・?。 結果から言うと、高熱で溶けたり焼けたりしませんので問題在りませんでした。 何回か使っても今のところ大丈夫です。
上面のアーチ部分には適当に設計した図面を元に実物大の大きさで印字して紙を張り合わせ、合板にマジックで描画してジグソーでカットする事にしました。
12mmのコンパネをジグソーで切って作りました。 ブロックよりも少しちいさ目に作って、ゴム・ハンマーで叩き込んで、隙間にセメントを流し込む方法を取りました。 其の為にコンパネは この1枚で澄みました。 白レンガに比べて赤レンガの方が寸法が若干大きいようでした。
ブロックの加工時は一日の作業が終わると念の為にブルーシートで養生しておきました。 九州の方では梅雨入りした様です。 この部分だけでも早く終わらせたいと思い、朝5時から夕方7時頃まで・・・普段の仕事以上に疲れます。 大きな声では言えませんが仕方ないので月曜日は会社で体を休める事になります。
ピザ窯が概ね完成して、いよいよキッチン部のカマドとバーベキュー炉の製作になります。 窯をよく見てみると、下側の扉の取っ手が付いていませんでした。 計画段階では、孫の為に受けを狙って「アンパンマン」の絵を描こうと思っていたのですが、全て忘れてました。
日本の南部では既に梅雨入りしているの為と、この後の工程は木材等も使うので、先に屋根を作る事にしました。 ブロックの孔にCチャンを入れコンクリートを流し込んで更に溶接しながら組立てていきました。 後で判った事ですが、手前側と奥では5cmも高さが狂っていました。 ブロック1個1個を水平にしても全体で大きな違いに成ってしまいました。 良く見かける黄色の糸を張って工事する意味が今解りました。
バーゴラの製作です。 前側の鉄の柱となる部分で土台となる基礎工事を簡単に行ないました。最終的には此の部分は全面コンクリートの床にする予定なので、風で飛ばない程度と思い適当に仕上げてあります。
図面も無く、適当に現場に合わせで作って行くので、作業は早いです。 1人での作業だったのでクランプ等を駆使しながら仮に固定して様子を見ながら適当に組付けて行きました。 自慢じゃ有りませんが、やはり手前2本の柱の位置は少し狂っていました。
名前は知りませんが(切断機?)会社から鉄を切る機械を借りてきました。 熱いですが火花を飛ばしながら気持ちよく切る事ができます。 写真を見ると判りますが30回位カットすると大きな刃が写真の様に小さく成ってしまいます。 
朝から1人でやって1日で色塗り迄終わりました。 この状態に成ると上に載っても全く問題ない状態です。 最終的には前面側にクロス状にもう少し補強するとより安全ですかね?。
ホームセンターから格子状の木枠を購入して付けました。 高さが600mmの物に合わせて設計したので無加工でバッチリ付きました。 この状態で多少の雨でも中には入ってきません。
タキロンの波板を天井に付けて屋根の完成です。 此れで、多少の雨でも工作が出来ます。 現状横3mで奥行きが1.8mです。 雨が内部に回り込むので後に4m迄伸ばしました。
こちらも梅雨に入ってきました。 屋根の幅が小さかったので、多少の雨でも中に入り込んできます。 応急処置でブルーシートの屋根を付け対応してます。
本格的に梅雨で大雨が降ってきました。 休みの日に作業を進めたいのに此れでは何もできません。 大きなシートを張っても雨の勢いが凄くて霧状になって、雨の当たらない所まで濡れてしまいます。
鉄骨が3mだったのですが、左右50cmづつ伸ばす事にして金具を作りました。 丁度良いサイズの板状の鉄が売っていました。 このパーツを差し込んで反対側も再度溶接しなくては成りません。
50cmの金具を追加して色を塗った状態です。 接合部は外側は勿論のこと、内側もシッカリと溶接しました。 ビクビクしながら上に乗ってみました。 さすが鉄ですね、木材とは違いシッカリしています。 ただ、面倒な事に鉄の裏側にも錆び止め塗料を塗る必要が有ります。
左側がご飯を炊くかまど、右側が焼肉用のバーベキュー炉に成ります.。 右側に見える鉄骨は焼肉グリル用の煙突になります。 もう少し早く気がつけば中央にセットしたのに・・・。 鉄板を置いて見た時、煙の出る場所が無かった為、急遽右奥の場所に煙突を付けました。
レンガのカーブの部分です。 コンクリート用カッターの刃をディスク・グラインダーに付けて細かく切れ込みを入れ、ハンマーで欠いて行きます。
インターネット・オークションで釜を見つけました。 アルミ製より鉄の方が良いと思い中古鉄釜を落札しました。 木の蓋は自作です。 近くに有ったバケツが28cmだったので其れで円をかきました。 重い程良いと思って7cmの角材を4列合わせ丸く加工してステンレス製90mmの木ネジで止めながら作ってあります。 しかし、安い材料は棒の四角部分も直角すら出ていません。
これでご飯が釜で炊ける様になりました。 耐熱煉瓦、鉄釜、木の蓋を其々密着する迄、削る等して調整しました。 美味いご飯が出来ることでしょう。
バーベキュー・コンロです。 網をのせ焼肉も出来ます。 鉄板を使った料理の場合には右奥の煙突が重宝します。 大きな鉄板で全体を塞いでもバッチリです。 凄く良いアイデアでしょ〜。 実は製作途中で気がつきました。 鉄板を乗せてみて・・・煙の行き先が無い事に気がつきました。
梅雨の季節は地面がどろどろに成るので、天気の良い日にセメントを敷き詰めました。 家族総出での共同作業に成りました。 セメント1袋に対して砂は3袋です。 此処にセメント5袋、下には砂利と鉄筋を使いました。 えらそうに語ってますが詳しくありません・・・本当に適当ですが、上手く出来ました。
薪置き場の加工です。 上面の木材・・。 デザイン・・・失敗した感じもしますが! 薪は沢山入るので妥協です。 実は中には鉄骨があって丈夫に作ったつもりですが強度の面で多少の心配ありましたが、ブロックを2段積む事で頑丈に成りました。
右側にはガーデンシンクです。写真では判りにくいですが、ハンドルの部分には小鳥が付いていて、私が言うのも何ですが可愛いです。 テラコッタの鉢を利用、中にはステンレス・ボウルを加工して自作しました。 この花瓶・・・真円では無かったので台の穴あけは苦労しました。
シンク用に使った大きな花瓶は石材用のカッターで加工が出来ました。 排水ホースが通るように底を切抜き、パイプは凍結防止の為、ストレートに配管してあります。 此処信州では2月には−12℃位まで温度が下がる事があります。
扉も自作しました。 現物合わせです。 写真の様に簡単な構造にしました。 枠を作った後、隙間の間隔をあわせながら横向きに1X4の板を貼っていく方法です。 枠の更に奥側に貼るので厚みが有る事が欠点です。 

図面も無く現物合わせなので、この方法が私には合っています。 とは言え、ミリ単位で隙間等の計算をしながら作っていくので結構手間のかかる作業です。 完成後クリアー塗料を全体に塗り概ね完成です。

この場所が家の入口に近く、誰かに覗かれるのも嫌なので通路にも扉を付けました。 ホームセンターにある3X6の材料をそのまま使いアクセントに猫のオブジェを付けてみました。
メインの屋根にも穴をあけ煙突も完成です。 ピザ釜にも屋根を付けました。 屋根材はホームセンターで適当な物を買っていました。 この材料、ハサミで簡単に切れたのでスライド・ノコを使いました。 ところが材料の中に砂が混ざっているらしく、その後、1万円の刃が、まったく切れなくなってしまいました。「泣き泣き・・・です」 
仕上げに向け床部は石を敷き詰めました。 近くのホームセンター600X300で写真の様な物を見つけ、並べることにしました。大きさや厚みが一定では無いので面倒な作業でしたが、出来上がってみると見栄えが良いです。 机を取去り、ラジコンヘリコプターのボバリングもできます。
キッチンの上部にダウンライトを埋め込んである為、スイッチを入れると夜間は綺麗です。 家内が料理を作っている間ビールを飲みながら自慢の真空管アンプでBGMを聴いて待っています。 時々ですが「おつまみ」が出てくることが有ります。
家内自慢の花壇は冬以外は花で一杯になります。 5月の桜の頃が特に素晴らしく、芝桜は年々増えて行き見事に繋がってきました。 ピザ釜の直ぐ左は屋根がある為に雨がかかり難くいので生育がやはり遅いですね。 なお、芝刈りは私の担当だそうです。

かまどで御飯を炊いた様子です。 水は安曇野「延命水」を朝1番に近くの山まで行って汲んできた物をつかい釜に火を入れます。 薪は4〜5本燃やすと驚くような勢いで蒸気が出てきます。 この後20分位何もしませんが完成します。 簡単で直ぐに出来上がり、おこげも少し出来ています。 これが又美味いんです。 じゃ〜って事で、生たまごをかけて食べました。 これは本当に癖になります。

かまどで炊いたご飯を「玉かけご飯」で食べるのがお勧めですが、もう1つ贅沢な食べ方がこれ、バーベキュー炉で炭火を使い「焼きおにぎり」も中々の物。 しかし、何故こんなに美味いんだ! 米くらい贅沢にしたいもの。「信州安曇野産こしひかり」 美味しいお米が地元にあります。
初めてのピザ作りです。 急遽決った為に有り合わせの材料です。左のピザ生地の下に有るのがアルミ板を3cmおきにカットし自作したピザ・ピールで便利です。 写真の石板は「蕎麦打ち」用に特注で作った物で、自宅で「信州そば」を作ります。 
約400度で5〜6分かな? うまく焼けています。 こんなの食べちゃうとレストランやピザハウスに行けなくなってしまいます。 それぞれ好きな材料を入れて、自分の好きなピザを作ります。 生地作りも初めてなので綺麗な円になりません。 でも、もう食えねえ〜腹いっぱい!。
ダッチオーブンに石を敷き詰め焼き芋も作ってみました。芋を中に入れただけで何もしてませんが、凄い美味いです。 一寸焼けすぎましたが、これも又、市販の物より美味いと思いました。 自分で手をかけた物って何でも美味くて幸せですね! 
仕上げは余熱によるパン作り。 家内特製のパンを焼いてみました。 鉄板のケースに専用の紙シートを敷きパンをセットして其のまま炉に入れます。 これが又上手く焼けるんです。 自宅で此れまでの物ができるとは・・・。
夜間はソーラーで蓄電された12Vの電源でガーデニング・ライトが点灯します。 このガーデニング・ライトはLEDを使い電球色と白色を使って自作しました。 全てタイマーでコントロールされ、花壇のライトアップもできます。

最後に紹介するのが此れ! やはり、屋外に居てもBGMは必要ですよね。 パワーは少ないですが自作1Wの真空管アンプが置いてあります。 主にクラシックを聴いていますが何か問題でも・・・。

ピザ窯・パン釜イメージ図
ピザ窯は3室構造に成っています。 一番上はピザやパンを焼いたり、薫製ができます。 最下部を火床にした場合は中間の部屋は戸を閉めてダッチオーブンを入れると焼き芋等が作れす。又、中間位置を火床にもできます。 上部にある2個のハンドルで焼室の熱を加減したり、下から来る火や煙を焼き部屋から遮断する事もできるので煙臭いビザには成りません。 常設で温度計も付いてます。 使用中は300度の温度計は常に振り切っています。 推定400℃平均になります。 構想を練る事1ヶ月、この様な図面がが完成し5月の連休から製作を始め半年の時間を架けてご覧の様な物が完成しました。 4m幅のオーニングが有り3m伸びます。 直射日光を避けたり、雨天でもホームパーティーができる頼もしいガーデンキッチンの完成です。 家から一歩出て、外で皆で食事をすると何故こんなにも美味いんでしょうか?
土が崩れてこないようにブロック積みを始めて、完成してみると花壇や芝、神器揃ったガーデンキッチン、ガーデンライト等、随分立派な庭になって来ました。 下記参考書を紹介します。

参考書はこれ! ドゥーパの別冊。 この本を見て色々勉強しながら製作しました。 殆ど全てが初めての製作なので、この様な本が無ければ作る事が出来ません。 また、この本を見ていると自分でも作りたく成るから不思議です。 製作例が沢山あり大変に参考になりました。 

上側の本も同様ですが、其々の違う個性で作った物が多く紹介されています。 驚くのは、この様な作品を全国からよく集めて来たものだと関心してしまいます。 作品はプロ顔負けの素晴らしい物ばかりです。 みなさん其々楽しい日々を送っている様子が伺えます。 私も一味違う世界を見つけたみたいです。 

学研のDIY雑誌ドゥーパ!95号。 実は1つ前の94号にミニハウス特集があり、私も作ってみよう・・・と・・・ またまたムラムラ来ています。 どうやら、私のDIY物創りには続きがありそうで、頭の中では製作がスタートしていて色々な構想があり実現に向け整理しています!


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