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回路の見直しを行いました。
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製作する上で、直結回路は部品点数が少ないので比較的簡単です。この様に部品点数が少ない場合は真空管や、トランスの性能が其のまま特性や音に出て来るので良質な部品を使うと其れなりに効果があります。ボリューム、12AX7、そのプレートに繋がる120KΩの抵抗、2A3と出力トランスの5点の部品に神経を使えば上質な真空管アンプが完成します。、12AX7のプレートの120KΩの抵抗はDALE社の100KΩと20KΩを直列に繋いでます。何故かと言うと、この抵抗が良い音がするのですが構造上大きな抵抗値の物が作れません。一般には20KΩが最高値とされていますが此のDALE社に高価ですが100KΩがあるのです。其の為に120KΩにして設計をしてあります。12AX7を2回路重ねて使うと内部抵抗が半分になり120KΩ前後が丁度良い範囲だと判断しました。
何度製作しても何時も思いますが、2A3直熱管の音は最高ですね!。今、2A3は中国やロシア等の球が有るので、比較的に安く作る事が嬉しい事です。 色々なメーカーの12AX7や2A3を組み合わせで音の変化も楽しめます。2A3の中には年代の古い1枚プレートの物があり、此れが又繊細な済んだ音を聴かせてくれます。300Bでは味わえない魅力が有ることには間違いないと私は思います。そのそも300Bは此の2A3を意識し設計して作られた様ですが同じには成る事はありませんね。
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2A3ロフチンホワイトとは
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2A3はプレートとカソード間の耐圧が250Vと低く60mA流す事が出来る内部抵抗の低い真空管で音質が良いことで有名な球です。ロフチンホワイト回路は1929年に米国で発表され、名前の通りロフチン氏とホワイト氏の両名によって考案された画期的な回路です。その頃は今の様な良質のコンデンサーが作れない時代だったので凄い発明だった事と想像できます。ところが今の時代でもマニアが多く、この回路が受け入れられていのは今日の技術でもコンデンサによる音の影響が反映されてしまいます。これは小出力のデメリットより透明感のある音質が遥かに上回っている証拠だと思うのです。とは言っても、今回製作したアンプでは約5W有り、普通のコンデンサ結合のアンプでは精々、3,5Wですから更に多くの出力が出てきて居ます。これは規格オーバーで使っているのでは無く2A3のカソード、グリッド端子電圧を上げて使うためにグリッド入力信号が大きく振れても2A3が最大限に動作しているのだと思います。
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目から鱗
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| 私が真空管オーディオに目覚めた「目からウロコ」を最初に体験した1台でその後も数台製作しました。トランスを変えたり色々楽しみましたが其々の特徴が在り、どの組合せが良いか判断できません。同じ規格でもメーカーが違うと音も変り、同じメーカーでも1枚プレート、2枚プレートの音も違います。どれも素晴らしいと思います。なので、私は此の2A3ロフチン・ホワイトは真空管アンプを語るのに絶対に作っていただきたい1台と思います。 |
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注意事項
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このアンプを製作する場合は、必ず整流管は使って下さい。シリコン・ダイオードですと、ヒーターが温まる前に真空管に高圧が掛かってしまう為に、真空管内部で放電したり過電流が流れて真空管にとって相当な負荷が掛かってしまい球が赤や青色に成った為、かつては「七面鳥アンプ」と呼ばれていた様です。これは悪い意味で有名な事で、此処で使った5AR4整流管は12AX7とほぼ同時に立上がりますので問題ありません。 2A3のカソード抵抗3KΩ20Wは予想以上に発熱しますのでシャーシ組込み時に放熱を考慮して下さい。メタルグラッドのようにシャーシーに密着固定可能な部品の場合には熱伝導の良いシリコンを必ず塗布して下さい。此れを怠ると部品が破損する場合があります。
又、ロフチンホワイトアンプでは高圧を取り扱いますので感電にはクレグレも注意してください。 |
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| 周波数特性表 |
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世界の名球2A3を聞き比べる |
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