1.8W+1.8W
6N1P 4P1L Single Power Amplifie 2017'5
4P1L 全旧ソ連球・シングル真空管アンプ
ACアダプター式


この真空管の存在を掲示板で教えて頂いてからプッシュプルアンプを2台作りました。 シングルアンプも製作予定で直熱管の2J27Lの試作が終わり電源トランスを注文したばかりです。 しかし、5月連休の初日から雨降りとは・・・。 予定外でしたが1台作る事にしました。 この回路は大分前に試作したものです。 参考にしたのはラジオ技術に発表されていた長島勝先生設計の4P1Lです。前段は6N1Pで構成は同じですが中身を替えました。 先生は差動式で1ユニット1.9mAながしてたのを、2.1mAで並列仕様の4.2mAにしました。 プレート電圧がB電源の丁度半分に成ったのでSRPPでも良いかも・・・です。 OPTのマッチングが少し合わなかったので4Ω端子に8Ωを接続しました。 即席と言う事で、手持ちの電源トランスが無いのでACアダプターを使って駆動させる「高電圧B電源DC−DCコンバーター」と「絶縁型5V1.2AのDC−DCコンバーター」2個の電源モジュールを使いました。 前段の6N1PはECC85と交換できます。 特性が異なり、この回路ではECC85の方が少し歪が低くいようですが、私は旧ソ連の球で統一したかったので此の状態で行きます。

参考諸特性

周波数特性

5.6hz〜131khz(−3db)

最大出力 1.8W(100hz5%歪)片チャンネル
入力感度 1.35V時1.2W
負帰還 6.4db
ダンピングファクター 10
消費電力 31W
サイズ 幅19cm x 高さ12cm x 奥行12cm位
旧ソ連の6N1Pで双3極管のMT管を並列にして使いました。
出力管です。 旧ソ連(現ロシア)の4P1Lです。 中国に4P1Sと言う同じ物も有ります。 4N1Nも代替えだとか。 中国産とは言え1960年代に作られた物の様なので、古典球に成るので音は期待できます!
真空管アンプをACアダプターで使う為に便利なアイテム「B電源高電圧DC-DCコンバーター45〜390V」を使いました。 入力は10〜32V迄対応します。 出力は45〜390V迄。 約40Wパワーがあります。 昇圧型なのでグランドは共通に成ります。 ヒートシンクは熱く成るので放熱には注意が必要です。
直熱管を使う為に必要なアイテム「絶縁型DC−DCコンバーター」を使いました。 入力は9〜18V迄対応します。 出力は5V1.2A迄。 6Wタイプです。
12VのACアダプターです。 容量は少し余裕を見て5Aを用意しました。
NPTMコンデンサーです。 此処に使用するコンデンサーは音質が左右する大事な部分なので良いコンデンサーを使います。 フイルム系を使いました。
電源トランスが無いので小型のアンプに仕上がりました。
4P1L シングルアンプ回路図

このアンプは12VのACアダプターで動作します。 使用しない時の待機電力は極小なので問題ありません。 電源トランスの代わりにモジュールを使いますが、電源トランスよりも効率が下がります。 つまり、モジュールが発熱します。 5VのDC−DCコンバーターは問題ありませんが、高電圧モジュールは予想外に発熱するので、取り付け場所等に注意が必要です。 ACアダプターは最低でも3A必要で、電源スイッチがオンの時に起動しない事があり時間延長回路を追加して真空管のヒーターが遅れてONする構造にしてあります。 ここで使用した出力トランスはUL端子のタップが無いので3kΩの端子を利用しました。 巻数計算で70%位に成ると思いますが、3結に少し近いUL接続と言えば判り易いでしょうか!。

周波数特性
歪率特性表
マズマズの出来栄え!
このアンプはダンピングの効いた締まった低域が特徴です。 今回は手軽な小型軽量という事でACアダプターが電源です。 音質もパワーも良いレベルだと思います。 B電源がチョッパー式昇圧回路なので、FETのリップルフィルターでも効果が少なく雑音レベルが下がりませんでした。 ただ、ハムがある訳で無く耳に聞こえない高周波ノイズなので無視出来ます。 聞こえない音でも気分的に気なる場合はチョークコイルを入れると良いと思います。 上記説明した様に此の4P1Lは全直熱管アンプで更に面白いアンプに発展します。
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