50BM8 NON-NFBシングル・アンプ

50BM8 Single Amplifie


小型のインプットトランスの音が思ったより良く、以前作った50BM8と組み合わせたら、どのような音が出るかと思い作ってみました。
このインプット・トランスの表示は200〜3500Hzと帯域が狭いように印刷されていますが、使ってみると特性も良く優秀で、なかなかの物です。音声用のマッチングトランスのようです。
CR結合で自己バイアスのシプルな回路で、今回NFBも外しましたので、よりシンプルになりました。NFBを架けていた時より周波数特性も少し改善されたようです。

音質の良いRCAの50BM8を入手しました。
この真空管は6BM8のヒーターを50Vにした物で、 ヒーターが50V仕様なので、2本で100Vになる為にヒータートランスを省くことが、可能で、小型のステレオ・アンプが作れます。
真空管1本の中に3極管と5極管の2回路入った複合管で、通常のアンプと同じ構成で、回路が組めます。
小さなボディーに似合わず、大きな音で鳴ります。
特に変わった部品は有りませんが、結合コンデンサーは高音質をねらい、オイル・コンデンサを使ってあります。
勿論、音質は真空管アンプ特有のものがあります。出力トランスの違いかも知れませんが、エレキット製6BM8のアンプが有り比較しても十分勝てる音だと思います。プリアンプが有れば下記の周波数特性に合わせて低域を少し上げると良いです。インプット・トランス方式ですので、CD出力を直接接続して聞くと、特に効果を発揮出来るかと思います。このトランスも小型ですが、DCの電流を流さないので、小型の物で良いのです。総合適,には、満足度の高い物に仕上がりました。

今回このアンプはNFBを架けずに製作した為に表で見ると歪みが多いようにおもいますが、音を聴いた感じでは全く分かりません。
数値的特性にこだわる場合には、NFB回路を付けると良いと思います。