7ピンMT管6AQ5シングル真空管アンプ
12AX7、6005W/6AQ5 Single Amplifie

初段には3極管の12AX7を使い出力管には5極管の6AQ5を使ったアンプを製作しました。コスト・ダウンを考慮して初段は1本でLRの2チャンネルに使いました。
性能表
最大出力
歪率
周波数特性
回路方式
2.5W +2.5W)
0.34%(最小値)
34Hz〜180KHz(±3db)
コンデンサー結合
前段には入手が簡単で増幅率が100の12AX7を選びました。双3極管で2回路入ったMT管で6V、又は12Vで使用します。

JAN6005Wで6AQ5同等品になります。7ピンタイプのMT管で、小型ながら5極管なのでマズマズの音とパワーが有ります。

後ろから見た写真です。 出力トランスは5Wの物で40mA流す事が可能です。
内部配線です。 アースはRCA端子の片側をシャーシーに落として中央付近のラグ端子の片側にアース線を配置して一点アースを心がけています。 改正後に簡単に線材処理しましたが、実際は線材にも磁気が発生するので線材は束ねない方が干渉が少ないので良い様です。

MT管の7ピンタイプです。 私は7ピン・タイプを始めて使ったような気がしたので記念にソケットも写真に収めました。

初段と出力段の信号を渡す為のコンデンサーです。 一般的にフイルム・タイプのコンデンサが多く使われていて私も使って有ります。耐圧は2000Vありますが400V程度の物でも十分使えるので、好みで選ぶと良いです。
設計と試作

MT管の6005Wが手元に来ました。此れでアンプを作る事にしました。2段構造の簡単な回路で製作しますが、OPTは5Wタイプでzp=5KΩ40mA小型の物を用意しました。 構想が決まって、シャーシを作り、大まかな部品を取付けた後、12AX7に流す電流を決めて最後に回路図の様な物に仕上げました。チョーク・コイルも省略して、出力トランスの低域補正にNFBを約10db架けてあります。

音質と評価

7ピンMT管を使うのは初めてでしたが小型アンプは軽いので製作は早かったように思います。音はGT管の6CA7/EL34と同じです。3極管接続の音は聴いていませんが、現在の状態で3Wなので此のまま使う事にしました。
B電源も高くなく、電流も少なめなので球を含めて部品の発熱が少ないのが特徴で長時間連続使用しても他のアンプに比べて熱くならないので安心です。

特性表
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