1.0W+1.0W 2017' 4
6N6(6N6P) Single Mini Power Amplifie
北京6N6 イチワッター真空管アンプ
2段直結ロフチンホワイト

中国北京で作られた6N6と言う真空管を使用したイチワッターが完成しました。 この真空管は旧ソ連時代の6N6Pと同類らしく、この6N6も同時期に製造された古い物のようです。 何故か良く解かりませんが古い真空管は音質が良いので期待できます! 出力が1Wに達したのでイチワッターとしました。

参考諸特性

周波数特性

9.5hz〜38.6khz(−3db)

最大出力 1.0W(3%THD、1khz)片チャンネル
入力感度 1.0V時1.0W
負帰還 4.8db
ダンピングファクター 4.0
回路方式 2段直結 ロフチンホワイト
残留ノイズ 0.18mV(ボリューム最小補正無し)
消費電力 23W
サイズ 幅19cm x 高さ11cm x 奥行12cm位
MT管の双3極管になります。 北京6N6。 6N6P、E182tと同類との事。 6.3V0.75mA、最大値300V45mA4.8W、μ=20
最近製作するアンプは全て此の線を使っています。 Western Electric ナメル単線+シルク+外皮約1.3φ。
端子台やターミナルはあまり使ってありません。 基本は真空管ソケットに部品を直接つけて行きます。 電解コンデンサーはブチル両面テープで固定しています。
ケースが小さいので、後方は部品がずらりと並びます。 前面のコンデンサーは黒いシールを剥がして、アルミ剥き出し状態です。
設計と制作

中国の北京6N6と言う真空管を使いました。 6N6Pでは試して有りませんし、互換性は良くわかりませんが、資料には同類として6N6Pと書かれていました。 私のイメージでは中国もロシアも変わらないので、良い音が出てくれれば生産国は拘りません。 6N6Pシングル・ミニワッターは木村さんの「真空管アンプの素」に載っています。 技術的な詳細は情熱の真空管が参考に成ります。 此処では高圧部分の電圧に細工をして、出力をモット稼ぎたいと思います。 実は当初、簡単に試作してみるとと0.8W以上出なかったのですが色々探っていくうちに1.2W位出ていました。 真空管のプレート損失が4.8W迄だったので10%減で、出力を1Wに合わせて仕上げてみました。 本当はこのアンプは1Wでなければ作らなかったアンプと成ります。 セーフ! しかし此の真空管は実際に使ってみると結構優秀です。 若干増幅率が高かったのと、ダンピングファクタが低かったので、入力1V時に出力1W取り出せる様にNFBを掛け調整しました。

回路図
 
北京6N6 イチワッター回路図(PDF)
周波数特性表
歪率特性表
自慢できるような特性では無いですが、1W出力達成出来ました。 まー普通のシングルアンプの特性で直線的な右肩上がりです。 2段の歪打消しの最良点が見つかると弓なりにカーブに下がると思うんですが、此れでも、いくつか試した結果なので!
イチワッター

MT管の小型アンプは過去沢山作って来ましたが前回製作した6H30Piと似たヒーター電力の6N6Pも気にはなっていました。 試作では0.8W直ぐにできましたが、そこから1W迄伸ばすのが結構苦労しました。 最初はCR結合で作ってからロフチンホワイト式直結回路に移行しました。 これで消費電力が23Wと少ないのも嬉しいじゃないですか! 

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