2.5W+2.5W 2017'10
6N6(6N6P) Push Pull Power Amplifie
北京6N6 プッシュプル真空管アンプ
イチカワ電源基板+簡単製作

中国北京で作られた6N6と言う真空管を使用してプッシュプルアンプを製作しました。 実は6CC42アンプの作直しに成ります。 音が良くてもパワーが低いと出番も少ない為です。 この真空管は旧ソ連時代の6N6Pと同類らしく、この6N6も同時期に製造された古い物のようです。 何故か良く解かりませんが古い真空管は音質が良いので期待できます! 6N6Pとの違いですが、ヒーター電力に差が有り、この6N6は若干低い0.75Aの仕様です。 イチカワの電源基板は前段の球の代わりにオペアンプが内蔵されているので、出力球、トランスを用意すれば、直ぐに組立が出来ます。 本来12BH7用として開発されたものなので、勝手に替えて良いと言う話では有りませんが、そのまま製作しても面白くないので、規格内で当てはまる球を探しました。 基板は無改造なので本来のパワーは出せませんが2.5Wの出力が出てきたので良しとしました。

参考諸特性

周波数特性

9.5hz〜38.6khz(−3db)

最大出力 1.0W(3%THD、1khz)片チャンネル
入力感度 1.0V時1.0W
負帰還 4.8db
ダンピングファクター 4.0
回路方式 2段直結 ロフチンホワイト
残留ノイズ 0.18mV(ボリューム最小補正無し)
消費電力 23W
サイズ 幅19cm x 高さ11cm x 奥行12cm位
MT管の双3極管になります。 北京6N6。 6N6P、E182tと同類との事。 内部抵抗が低くgmが高い。6.3V0.75mA、最大値300V45mA4.8W、μ=20
ケースが小さいので、後方は部品がずらりと並びます。 前面のコンデンサーは黒いシールを剥がして、アルミ剥き出し状態です。
北京6N6資料(参数)
今わかっている資料は此れだけなので、自由度ありますね! 設計が楽しく成ります。 とにかくヒーターに6.3V入れて、後はプレート、カソード間が300Vを越えない事、電流が45mAを越えない事。 常に計算して電流と電圧を掛けた数値が4.8Wを越えない事。 電源トランスの事を考えると流せる電流に制限がでてきて20mA前後でイッパイに成ります。 そうすると電圧も240V以下と計算できるので、仕様が少しずつ決まっていきます。
設計と制作

中国の北京6N6と言う真空管を使いました。 6N6Pでは試して有りませんし、互換性は良くわかりませんが、資料には同類として6N6Pと書かれていました。 私のイメージでは中国もロシアも変わらないので、良い音が出てくれれば生産国は拘りません。 6N6Pシングル・ミニワッターは木村さんの「真空管アンプの素」に載っています。 技術的な詳細は情熱の真空管が参考に成ります。 此処では高圧部分の電圧に細工をして、出力をモット稼ぎたいと思います。 実は当初、簡単に試作してみるとと0.8W以上出なかったのですが色々探っていくうちに1.2W位出ていました。 真空管のプレート損失が4.8W迄だったので10%減で、出力を1Wに合わせて仕上げてみました。 本当はこのアンプは1Wでなければ作らなかったアンプと成ります。 セーフ! しかし此の真空管は実際に使ってみると結構優秀です。 若干増幅率が高かったのと、ダンピングファクタが低かったので、入力1V時に出力1W取り出せる様にNFBを掛け調整しました。

周波数特性表
歪率特性表
自慢できるような特性では無いですが、1W出力達成出来ました。 まー普通のシングルアンプの特性で直線的な右肩上がりです。 2段の歪打消しの最良点が見つかると弓なりにカーブに下がると思うんですが、此れでも、いくつか試した結果なので!。 もっとも、この特性が更に良く成っても最大出力が上がるとは思えないですし、音質が変わるも思えません。 既に十分な域に達していると思います。
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