6N9P・6P6P 真空管アンプ

SRPP回路 CR結合
3.4W+3.4W(5%歪)

 

GT管の6P6P真空管アンプを作りました。 6V6やEL34等の仲間みたいです。 初段の6N9Pは6SL7に近いと思います。 いずれも中国製で購入したのは10年以上前の事になります。 本来はもう少し出力はです球ですが、B電源を下げて駆動させています。 2A3位のパワーなので一般家庭での使用において、パワー不足を感じる事は無いでしょう。 全傍熱管なので調整する場所が無いのが特徴で、誤配線が無ければ必ず作れるシンプルな物で一般的な真空管アンプと言えます。

最大出力
3.4W+3.4W(5%歪)
周波数特性
12.2〜46khz(−3db)
ダンピングファクタ
1.2
NFB
2.6db
回路構成
SRPP・CR結合
全高調波歪 0.38%(1khz0.3W時)
入力感度
0.32V(3.4W)
残留ノイズ 0.5mV以下
GT管で増幅度の高い球と言うと6SL7が有名ですが、差し替えてみると歪率が若干良かったので此れを選びました。増幅度(μ)が70。 約70倍と言うものです。
購入して15年は過ぎたでしょうか? 中が見えないのでメタル管の様で使いませんでした。 最近、手に取ってよく眺めていたら急に音が聴いてみたく成りました。

底面です。 すっきりした回路で部品が6N9P付近に集中しています。 私は配線を綺麗に束ねるのは好きではないので、簡単に染ませてあります。

後ろ面から見た写真です。 シャーシーは汎用のステンレス製ですが、孔位置が合わずに手加工してあります。 ドリルのはを何本か折って加工しました。 電源トランスとチョーク・コイルはケース内部に入っています。 スピーカーは8Ω端子です。 両サイドの板はニスを3回ほど塗って仕上げました。

回路構成

回路は一般的なCR結合ですが、前段をSRPPで構成しています。 内部抵抗が下がり、後段のグリッドにロスなく伝える為に有効と言われています。 真空管のヒーターは 傍熱管の為、全て並列に接続します。 調整する部分は有りません。 6P6Pは3極管接続もできますが、出力1.5Wとなります。 但しダンピングファクタは2に成るので、音質は変わります。 好みで決める部分ですが、このなりで1.5Wはかわいそうだったので、私はパワー優先にしました。 3極管接続の方法は簡単で6P6Pの4番ピンの線を外し、そこに100Ωの抵抗を3、4番ピン間に付けます

6N9P・6P6P SRPP式シングル・アンプ回路図
周波数特性表
歪率特性表
その音質は

一般家庭で使うパワーは0.1〜1W程度です。 1khz(赤線)を見るとマズマズです。 結合コンデンサーはフイルム系でを使いました。 贅沢にもチョークコイル仕様ですが、トランスケースが大きかったので2個一緒に入れてあります。 音質はピアノやバイオリン、チェロ等の楽器を気持ちよく鳴らします。 真空管アンプとしては比較的低めの電圧で製作しました。 でも300V位は有るので制作する場合は注意が必要です。

魅力ある真空管とアンプ・ラジオの最新情報をチェック