6N9P、2B94-pp送信管アンプ

6N9P(6SL7),2B94 Push-Pull Amplifie
2003'3 2B94


左の6N9Pのメタルベースはスタイルが良いし、右のRCA6SL7で高音質を狙うか・・・・迷うなあ〜。

1950年開発のツイン4極管、極間電容量を低減したRCA829Bの改良形で高周波電力増幅双ビーム管2B94、5894 - QQE06/40 GOLD PINを入手しました.
改良形なので、そのまま差替えて使用可能です。
6.3V/12.6V 1.8A/0.9A

簡単な仮配線で回路が完成しましたので、早速部品の配置を決め穴加工をします。 今回は使わなくなった手持ちのシャーシーを使ったので、従来の穴も利用して加工です。 材質は鉄板なので、加工が大変だ!・・・。 最後に車用のスプレーで塗装して完成。
黒いトランスは若干色が合わないので、再塗装して合わせました。
ハムレベルを下げる為に調整して配線の様子が左右違う。 同じ配線に変えるとやはりハムが出てしまいます。カットアンドトライ、現物合わせの結果です。
2本の角が出た829Bのプレート・キャップが見つけられずに自作しました。 MT管用のソケットからピンを抜いて利用して、ニチフの閉端接続子に穴をあけ作ってあります。 400V近い電圧があるので、絶縁処理は必ず必要です。
2B94に差替えた写真です。829Bの音よりパワーが少し少なくなりましたが、プレート電流を合わせると同じになるかと思いましたが、そのままで音を聞いてみました。 音質の違いは殆ど分かりませんでした。 写真の様に綺麗な光が見えます。

今日は朝から、天気も良くサッパリした気分でしたので、手持ちの289Bの回路を作ってみようと試作を始めました。 インターネットで適当な回路ないかなと検索しましたが、無線機の関係の回路しか見当たりませんでした。 それならばと、適当に最初は 自己バイアスで作ってみました。電圧を上げてカソード抵抗を1K位にしても電流が流れません。 300Ω位にすると20mA位流れました。何か歪っぽい音です。 カソードをグランドへ落として固定バイアス回路へ変更です。 グリッドに+電位で電圧を上げてみます。 電流は変化しますが、やはり音が悪いです。 −電位にしてみました。 −20V位で40mA位流れます。 グリッドの電圧で上手く調整できます。 音も良い感じです。 これなら物になるぞい!。 829Bの中に2回路入っていますので今回は久しぶりにプッシュプルで製作することにします。 Zp10Kの手持ちのトランスを使てみます。  シャーシーは何かのキットに付いていた物でちょうどいいのが有るので穴加工をして、再塗装して使う事にします.。 前段の6N9Pですが、6SL7と同等品です。ベース部分が通常のモールドベースと違い金属ベースで格好が気に入りました。 回路はアルテック型と呼ばれている構造が簡単でシンプルな物にしました。 
配線が終わりました。 夜中なので音だしの前にダミー抵抗を付けて下記特性を計ってみました。 おいおい良いじゃん! 20〜20KHzまで殆どフラットな特性です。 歪率特性も問題ありません。 出力も10%歪の時に20W(片ch)です。 NON−NFBに拘らない場合は数dbのNFBで歪率特性はかなり改善できると思います。 今日は遅い時間になったので、明日は気になる音をきいてみよう・・・・。 とりあえず最終回路図をまとめないと・・・・。

片側に少しハムがあったので、とりあえずヒーターの配線方法を変えてみます。 今回は直熱3極管と違うので、アースラインを1本通して行なった配線方法がわるいのか・・・・。 1点アースの配線に変更です。 かなり良くなりましたが、まだ鳴っています。 よく見たら入力トランスのアースに配線がしてあります。 これは駄目ですね!。 1点アースの意味がありません。 これはオープン(未接続)にします。 あ〜  直りました。 スピーカーに接続していよいよ聞いてみるよ・・・。 澄んだ綺麗な音です。 ダンピングの聞いた何時もとは少し違う雰囲気の良い音です。 今回の829Bは詳細がヒ−ター電圧と足の番号位しか分かりませんでした。 本来は100mA以上流せるとおもいますが1極あたり30mAの電流で20W(片ch)のパワーがり本来なら凄いパワーが出そうです。 この音は皆さんにもお勧めできますヨ!。部品点数は少ないので、良質な部品を使用すると期待を裏切らない素晴らしい音質で鳴ってくれると思います。 音量調節用のボリュームは良い物をお選び下さい。 パワーがあるので、MAX付近で使うことが少なくMIN付近での使用では高域特性が悪くなるからです。
それにしても良い音だ〜大満足です!。 回路が良かったのか自分で自分をほめたいと思います。ん〜、どっかで聞いたセリフだぞ・・・。
今回使用した出力管の7ピンのソケットに合う3C33等にも比較的簡単に変更できそうなので機会が有れば挑戦してみよう・・・。

失敗1:
0.22μ400Vのコンデンサが1個すっ飛びました。 真空管が動作状態になる数秒間は400V位の電圧がありますので耐圧ぎりぎりになります。 気になる方は製作時に耐圧600Vの物を選んた方が無難だと思います。
失敗2:
ボリュームを最小位置にしてもハム音が少し気になります。1点アースなのに何故駄目なのか・・・。 アースポイントを移動しても直りません。 結局はB電源の電解が2個あるアースを近いので合わせてありました。 この電解のアースをそれぞれ1本づつアースポイントに配線することでバッチリOKです。 自作の場合にこのハム・ノイズで悩むことが多いので参考にして下さい。

失敗3:
歪率特性を見ると3W付近が膨らんでいます。 本来は此のカーブが逆に成るのが理想です。

回路の見直しを行いました。 こちらです
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