MT管6P1シングル真空管アンプ
12AX7、6P1 Single Amplifie

3.0W+3.0W

ご自身で1台作ってみませんか?

6P1真空管アンプキットがサムテックより新発売です。

 

初段には3極管の12AX7を使い出力管には5極管の6P1を使ったアンプを製作しました。コスト・ダウンを考慮して初段は1本でLRの2チャンネルに使いました。 4極ビーム管なのでNFBをかけて周波数特性とダンピングファクタの改善を行い、高域は120khz迄延びた素晴らしい特性を得ています。
性能表
最大出力 
歪率  
周波数特性
ダンピングファクタ
回路の方式
残留ノイズ
3.0W+3.0W(5%)
1%(1khz1W時)
6hz 〜 129Khz(±3db)
6.5
コンデンサ結合
0.8mV以下(ボリユーム最少位置)
今回ご紹介する真空管アンプがサムテックより発売になりましたが、100セット完売となり下記バージョン2が発売になりました。
バージョン2が発売に成りました。 オプションで化粧アクリルが追加できLED照明が灯ります。 トランス関係が一新され若干の回路変更されてます。
このセットはアルミケース未塗装ケースで好きな色に塗装して制作するキットです。 少量限定発売で既に完売になったそうです。
前段には入手が簡単で増幅率が100の12AX7を選びました。 双3極管で2回路入ったMT管で6Vで使用します。

6AQ5の特性と同じ6P1で中国で生産された物です。同等品との事でしたが入手してみると9ピンタイプのMT管で、互換品では無いようです。小型5極管です6AQ5よりも大きいので見栄えが良いです。 音質は殆んど変りませんが、私は此のほうが良い様に思いました。

試作で製作した1号機です。 手持ちに有ったアルミのシャーシーに組んでみました。

後ろから見た写真です。 出力トランスは5Wの物で40mA流す事が可能です。一応、初心者の方の追試を考え、安全の為、B電源を低めに設定しました。
内部配線です。 アースはRCA端子の片側をシャーシーに落として中央付近のラグ端子の片側にアース線を配置して一点アースを心がけています。 改正後に簡単に線材処理しましたが、実際は線材にも磁気が発生するので線材は束ねない方が干渉が少ないので良い様です。・・・とは言っても、部品点数が少ないのでスッキリしています。

MT管の7ピンタイプです。 9ピンも同じ構造です。7ピンは16φ、9ピンは20φの穴を開けピッタリ入りました。

初段と出力段の信号を渡す為のコンデンサーです。 一般的にフイルム・タイプのコンデンサが多く使われていて私も使って有ります。耐圧は2000Vありますが400V程度の物でも十分使えるので、好みで選ぶと良いです。
60mA流せる出力トランスです。 サムテック組立キット・バージョン2に附属のトランスで1個0.6Kgあります。 多層のサンドイッチ状に線を巻いてあるようで、周波数特性7〜120KHZ(±3db)はこのトランスの特性です。 見かけによらず内容は素晴らしい!

2013August
中国のオーディオ仲間がサムテックの組立キットを購入され、作り変えたとの事で写真が届きました。 トランス類は化粧ケースに入れチョークコイルを追加したそうです。 多くのキットを作った中で今回は満足しているとのことです。 奥行7cm程で横長。 凝ったデザインで個性たっぷりで棚のサイズに合わせて製作されました。

設計と試作

2段構造の簡単な回路で製作しますが、OPTは小型の物を用意しました。 構想が決まって、シャーシを作り、大まかな部品を取付けた後、12AX7に流す電流を決めて最後に回路図の様な物に仕上げました。コスト削減でチョーク・コイルは省略して、出力トランスの低域補正にNFBを約9.5dbかけてあります。 尚、12AX7は無改造で12AT7にも其のまま交換できます。

音質と評価
小型アンプは軽く扱い易いので配線を始めると完成は早いです。音は以前製作した6BM8等と同じ感じです。出力管の3極管接続の音は聴いていませんが、現在の状態で片チャンネル3Wあるので此のまま使う事にしました。 初めて手作りアンプに挑戦してみよう! という方の為にB電源の電圧は通常のアンプより低く抑えてあります。

 

サムテックより組立キットが購入できます。

初期生産の組立キット100台が完売となり、バージョン2・キットの販売に成りました。 それに伴い若干回路の変更をしてありますが皆さんの手で更に良い物に仕上げて下さい

周波数特性 歪率特性
 
力ある真空管とアンプ・ラジオの最新情報をチェック