6SL7・6L6GC(6V6) シングル・アンプ
UTCマッチングトランス・プレートチョーク方式

6SL7,6L6GC Single Amplifie 2003'12




5992/6V6W−GT JAN−CEA−5992(1955年)
pd=10W、pd2=2W
Ep=MAX300V、Eg2=Max275V
6V6相当品6P6P/9112Jです。 サイズが6SL7と同等なので、今回は形を考えてこちらの球で完成させようと思います。
6L6GT/6n3Cです。 以前807アンプを作りましたが、この球は同等管とも言える球で807がトッププレートになった物です。
シャーシーに部品がのりました。 木枠Wの製作の前にこちらの方が早く出来そうです。 写真の出力管は6V6相当6P6Pです。 6L6GTよりも小型です。 下記特性表は6L6GT時ですが、この6P6Pの方が少しナロー特性です。
内部配線は以前掲示板に投稿が有ったベル線で銅の単線を使いました。 2本線が10mで180円で確かに安く小出力アンプなので細過ぎでも無いので充分でしょう。
UTCのS12トランスがOPTでは無くマッチング・トランスでしたので、急遽プレート・チョーク式に変更してS12のDCカットを行ないました。 トランスの磁化も心配しましたが、オシロスコープで確認しても波形異常が無いので一安心しました。

6L6GCシングル・アンプでしたが、球のサイズと雰囲気を考えて6V6相当品6P6P/9112Jで現状2Wのパワーで仕上がりました。 6V6や5992も交換して聞いてみましたが、どの球でも大丈夫でした。(5992は耐圧がすこし足りません。)


5992(6V6)シングル・アンプの回路図

6L6GC シングル・アンプ回路図
会社で私が何時も聞いているのは、ミニ・コンポですが、たまたま1人で休日出勤で1日聞いていました。 何時もよりも音量を上げて聞いていたので疲れました。 一寸考えたら音が悪くて疲れたのでは問題です。 予定には無かったのですが、急遽会社で使う簡単な真空管アンプを作ろうと計画しました。
無計画な発想で予算も無いので手持ちの部品を探し以前6L6ppを作ろうと持っていた球を使ってみました。 前段には717Aを使う予定でしたが、1本の行方が分かりませんでした。 完成品に付いているのを外してまで作るのは辞めて6SL7にしました。 出力トランスはUTCのS12があります。 このS12はマッチング・トランスなので本来直流は流せませんので、30H30mAのチョークトランスを出力管のプレートに接続してS12にはウエスタンエレクトリックのコンデンサーで直流カットしています。 NFBはOPTと球の個性が消えない程度に5dbと軽く掛けています。 何時も聞かれるのですが、抵抗関係は数Ω〜500KΩ位までの間で殆どの物を普段から買い揃えてあります。3W位の物で試作してW数が足りない時はあとで交換しています。 音が良いと言う高価な物ではありませんが、一式揃えて5000円位ですので便利です。 ちなみにセメント抵抗、ホーロー抵抗もある程度はあります。 

下記特性はS12のDCカット前の状態の表ですが
DCカット後の特性も殆ど同じでした。 

 この小さなUTCトランスから予想外の良い音が・・・。
小出力アンプですが、さすが世界で有名なUTCの音。
繊細で澄んだ綺麗な音を聞かせてくれます。。