WE717A、WE205D シングル・アンプ
Western Electoric Sound 205D Single Amplifie

真空管は205D同等品として販売されています。

試作中のWE717AとWE205D
簡単な仮配線で音出しまでチェックします。 今回は出力トランスも幾つか試して見ました・・・。 当然ですが、音の良いアンプはこの時に既に良い音がする。
ウエスタン・エレクトリックのWE−205Dです。 真空管アンプを手がけたら一度は作りたい球のひとつ。 初期のメタルベースの製品は1924年に作られましたが、このモールドベースは1925年から作られた物です。
ウエスタン・エレクトリックのVT296(WE717A)。 超短波用5極管で1943年に作られたそうです。 これは最近の雑誌で取り上げられて有名になってきました。山本音響工芸でもこの球を使った製品があります。
出来ましたヨ!。完成しました。 今回の出力トランスはタムラ製を使ってみました。 出力は少ないのですが、低域も結構良い音がでます。 この音質なら、人気が有るのも納得がいきます。
この出力管は見た目も楽しませてくれます。 夜、部屋の明かりを暗くして、この光を眺めながら聞く音は格別です。
入力トランス2個、中間トランス2個、出力トランス2個、電源トランス1個、チョークトランス1個と計8個も使ったアンプです。 特にCDの出力を直接接続する場合に威力を発揮できます。 その後特性を計ったら中間トランスの性能が「いまいち駄目」でしたので、グリッド・チョークとして使うことにしました。
205Dのヒーターは4.6V位で少しオーバー気味だったので、0.1Hのチュークコイルを入れて4.4Vになり、さらに電源の突入電流をおさえられて、貴重な真空管を大事に使えるようになりました。
UTCのインターステージ・トランスO−5です。 1:2のトランスで15K:60K 4mAの電流が流せるようです。 今回は間違った使い方かと思いますし少々もったいないですが、グリッド・チョークとして使いました。

初期の回路図
以前フルミュージック製の205Dを作りましたが、205Dと言えばウエスタン・エレクトリックですよね!。 エニッション良好な球が2本揃っていますので、いろいろ回路を検討しましたが、一般的な7SL7等では面白くありません。 UTCの1:16のインプット・トランスで単球の回路を試作してみましたが音が小さくて満足のいく良い音がしません。 以前使った球でWE717がまだ2〜3本あり形もユニークなので、試作してみました。 5極管ですが、今回は3極管接続にして使うことにします。 この球は1番ピンがアースピンになっているので、前段には「もってこい」の球です。 
シャーシーはこちらの製品を少し改造しました。 回路はシンプルなので、トランスなとの部品が付いてから完成までは早いです!。 入力トランスにUTCのA22を使いましたが、無くても大丈夫です。
周波数特性ですが、黒の線が最初の回路でした。 中間トランスの性能が良くなたっか可能性がありますが何とかこのトランスは使いたいと思い、1次側の回路を外し2次側はそのままで使いグロッド・チョークトランスとして使ってたら赤い線のような特性になりました。 盛り上がった部分はコイルの共振による物かと思われます。 気になる場合は100K〜470K位の抵抗にすると良くなると思います。 但し球の為にはコイル方が良いと言われています。 音の方は違うアンプのように変わり、より透明感のある良い音で1.2W(片CH)とは思えない力強い音で鳴ってます。 
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