Tung-Sol 316A シングル・アンプ

WE717A,WE396A,316A Single Amplifie


真空管が小さめなので、電源トランスが大きく見えます。固形バイアス回路の場合はメーターを見て電流の監視が必要になります。
小さな可愛いこの出力管ですが、結構明るい。
後ろ面の様子です。インピーダンス切り替えはスイッチで行います。
配線内部です。電解コンデンサーが多いのが分かる。
ユニークな格好のWE−717A。小さな5極管です。規格は6.3V0.6A。 
ユニークな格好のTUNG-SOL316A。規格は2v3.65A 450V80mA。

ラジオ技術2002’6月号の新 氏の記事を見たときにスタイルの良さに感動して、直ぐに製作しました。  本当は前段の717が5極管なので3極管接続にしたいところですが、設計者の思想通りにと思い殆ど替えずに製作しました。バイアス回路のみ変更です。
この316A真空管は、たまねぎにもよく似たの形で、 ドア・ノブ管と呼ばれているようです。1937年にレーダー用に開発された物のようで、ヒーターが2Vでプレート電極が小さいのにはビックリします。外見は、我が家の息子が、これはTVゲームのドラゴンクエストのスライムだと言ってますが、たしかに、目を書いたらよく似ています!。
ソケット、電源トランスは、山本音響工芸で購入することが出来ます。(インデックスのリンクに紹介)。真空管の資料は、このときに頂きました。
初段WE-71」7もユニークな形をしていて、 何処から見ても「きのこ」のような形です。 TUNG-SOL製も有ります。完成後夜の薄暗い部屋では、 全体に光がもれて周囲が明るく、見ているだけでも満足します。 初段の717も3極管なら尚良いのですが・・・。 私はノン・NFBが好きなので現在はNFB無しで聞いています。中段のWE-396を別の球 417Aに替えて電流を10mA位流すと歪みも減り良いらしいです。但し配線のピン番号が違う為に大幅変更になります。
こんなにも珍しい形の真空管ですが、ヤフーオークション等で結構安く、また、簡単に購入できました。 電源トランスの形はあまり良くないので、 角型ケースを設計して付けました。 回路はカソード・フォロワで約7W(ch)の出力です。
現在はプレート電圧380Vで65mA(本では80mA)流れるようにグリッド電圧を−11.5Vに調整しています。ためしに自己バイアスにしてカソード抵抗を1KΩ(100V/100μ)でグリッド電圧−27.5Vでプレートに約35mA流れます。出力は半分位でしょうか?。
CD出力を音質の良いトランスに接続して、感度アップと高音質にして、このパワー・アンプで鳴らして下さい。形も良いし、音質は済み切った綺麗な音です。
NFBは可変できますので、今は-5dbの調整で下記の周波数特性になりました。

この可愛い出力管から想像の出来ないパワーのある音を聞かせてくれます。 WE396の詳細が分かりませんが、簡単な規格を見ると最大プレート電圧が300Vと書いてありました。 現状ではP−K間が400V近くあるので多少の心配があります。基本設計はプロの新氏設計なので問題は無いと思いますが、この点が気になっています。

魅力ある真空管とアンプ・ラジオの最新情報をチェック