WesternElectoric 300Bシングル・アンプ


真空管の性能を最大限に引き出す為に、トランス関係はタムラの高級品を選びました。初段のB電源は別の小型トランスを使用して高音質を狙っています。
配線は可能な限りOFC(無酸素銅)を使いました。B電源のコンデンサはフイルム・コンデンサを使ってみました。WEのオイルコンデンサも使ってみました。

真空管アンプのことがある程度分かるようになるとウエスタン・エレクトリックの300Bは有名で古い刻印の物が良いとか300Aはもっと良いとか分かり1台は作りたくなります。

WE-300Bシングル無帰環アンプです。 初段に76、ドライバー管に7CA7(東芝製)を三極管接続。 コンデンサー結合で、音質の良いVitamin-Qを使用。 整流管には、高価なWEの274Bを使いました。 整流管の違いによる音質の違いは、 私には、良く分かりませんが・・・。
音は、人気の300Bです。この300Bは1987年製で、 済んだ良い音がします。 製作記事は、「誰にも作れるやさしいアンプ24種の製作集」ラジオ技術社編の中に新 忠篤氏の設計を参考にケースに合うように部品配置少し変更したものの、なるべく忠実に製作してみました。 300Bの製作記事は多く出回っていますが、 「シングル無帰環」の題名が気に入りこの回路を選びました。上記の周波数特性をみてもNON−NFBでこの性能は非情に優秀です。歪率特性も良いですね。出力も10W(片ch)バッチリで設計が優秀です。
私は、この回路のアンプを作ってからは、300B病が治りました。欲を言えば初段の76は227なんかが良いのですが良品の2本が、なかなか揃いません。 製作の際は、コンデンサは、VITAMIN−Qを使用して下さい。目からウロコを体験できます。もしかしたら腰も抜けますヨ!・・・。
失敗その1
製作を終えてエージング中に初段用の電源トランスからもくもくと煙が上がりヒューズが切れました。後で原因を調べてみると、整流用のダイオードがショート状態になっていました。ダイオードの容量が足りなかったと思います。 耐圧は3倍以上、電流は1A以上は必要というのは分かっていましたが、耐圧1000V1Aが壊れました。 こんなことでもヒューズが無ければ、火事になる危険も有る訳ですので、気を付けて下さい。

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