1.0W+1.0W 2017' 4
41MXP/CV1122,41MTL,4-100.BU MINI Amplifie
ヨーロッパ系古典式真空管アンプ
1.0W小型アンプ!

欧州管コッサー(COSSOR)の真空管です。 41MXP/CV1122と41MTLは1935年前後に開発された珍しい球になります。 外見が大きな球なので立派なアンプに成りそうなイメージですが、プレート電圧が低いので最大出力は望めません。 しかし、前から一度は音を聴いてみたいと思っていました。 折角なのでコッサーの整流管4−100.BUを使ってみました。 コッサーの整流管は種類も少ないようなので、わたしとしては貴重な物です。 さて、その出来具合は・・・。

参考諸特性

周波数特性 13hz〜36.4khz(−3.0db)
最大出力 1.0W(1khz5%歪)片チャンネル
入力感度 0.63V時1.0W
負帰還 5.5db
ダンピングファクター 3.0
消費電力 66W
残留ノイズ 0.46mV(ボリューム最小補正無)
サイズ 幅226mm x 高さ146mm x 奥行153mm位

コッサー41−MTL。 MH4と同等みたいです。 欧州管の銀コートは独特で表面がザラザラしています。
4V1A、200V3.6mA、11.1KΩ、μ=40 

出力管41MXP/CV1122、VR122。

4V1A、200V40mA(−12.5)、μ=11.2、 2KΩ

コッサーの整流管はあまり見かけません。 4−100.BUですが、資料が有りません。 適当に使っています。

4V2.5A。

出力はミニワッター程。 大げさなアンプに成ってしまいました。
線材はこんな感じ!
設計と制作

今回使用したコッサーの球はヒーター電圧4Vで動作します。 前段の41MTLはプレート電圧が高くなってしまい、B電源の電圧も低い事から、プレート・チョーク方式にしました。 

回路図

整流管の電流が2Aでは足りないので電源を足して補いました。 回路は2段構成ですが、共にプレート電圧が最大200V迄なので低電圧で動作させています。 予定よりダンピングファクターが低かったのでNFBを5.5db掛けました。

41MTL/CV1122・41MXL シングルアンプ回路図(PDF)
周波数特性表
歪率特性表

2段構成の歪の打消しが無い感じに見えますが左下がりで3本の線も概ね重なり1Wに届きました。 出力管は40mA流せますが30mAも40mAも殆ど変わりませんが、このカーブを見ると、これ以上望んでも2Wは出ないと感じます。 ボリューム最大値の時に少し発信音が有ったので、現在は2段共にグリッドに直列に10KΩの抵抗を入れました。 

肝心の音質は!

前段の球は4V1Aなので、やや大食いの構造です。 ヒーター電力が多い球は透明感が良い事が多いので音質は期待通りでした。 音質は言うまでも無いのですが、やはり本体が大きいのでモット出力が出て欲しいな〜。 良く考えてみると、古い時代に作られた古典球なので贅沢な事を言ってられません。

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