イコライザーアンプ付きアッテネータ

2004’8

アッテネータ・セレクタ部の製作

 

近くのホームセンターから材料を買ってきました。今回は上面も木材を使い箱にする為に多少金額は高めになりましたが4000円程度で仕上がりました。前面に使うアルミ板は手持ちの物を使います。

先日製作したアッテネーター同様のアルミダイキャストケースを全部で3個収納します。イコライザーアンプ回路部と電源の2個を追加します。手持ちの大型パワー・アンプも載せられるサイズでの製作です。
最近は大型送信管等を使う事が多くパワーアンプの発熱が気になっていました。扇風機を当てたりしていましたが、今回は12cmのファンを2個上部に向けて送風する様にしました。12Vのファンを5.7Vで回していまので静かに回ります。
アナログ・レコードを聴く為にイコライザー・アンプを製作しました。電源とアンプ部をセパレートにしました。ヒーター電源はファン用に付けたスイッチング電源から取りました。電圧を5.7Vまで上げファンの回転が上がってしまいましたが妥協です。
アルミダイキャスト・ケースを3個使いセレクター・アッテネータ、EQアンプ、電源回路と分けました。現在はバッファー・アンプも無くなりましたが、EQアンプ使用時でもノイズがないので電源が入っているのが分からない位です。
一般のプリアンプと同様に電源スイッチ動作と連動したAC出力を出しました。ファンは構造的にセンター位置には配置出来ないので前側の配置としました。ケースは木目が綺麗でしたのでクリアー塗装で仕上げました。
仲間のオーディオ・マニアが製作した本格的RCAケーブル。 2重シールド、方向性、エージング等で他のケーブルとの違いは明らかで、最終的にたどり着いたと言っても過言では無い。自作真空管アンプのホームページの’吉村さん(自作ケーブル)のページ’参照
前の製作した手持ちのナス型送信管RCA800シングルアンプを載せた状態です。ファンの位置も丁度良く真夏の猛暑の中でも発熱の多い送信管アンプを安心して何時間でも使う事が可能に成りました。

 

CR式フォノ・イコライザーアンプ回路図
アッテネーターの組込み

ケースが完成するとアッテネーターの取り付けは早い物です。此処まで来ると先に音を聴いてみたくなります。早速CDを鳴らしてみました。バッファーアンプが無くなって音が変ったのかアッテネーターが優秀なのか良い感じになりました。ここで、自作吉村ケーブルの評価をしようと思い私のケーブルと交換して聞いてみました。 最低300時間のエージングが必要との事でしたが、待てない私の事!、早速鳴らしてみました。ケーブルでの音質を比較しようと予定していましたので、パワーアンプは最近変えずに聞いていました。今回は違いが分かります。音圧も少し上がった様な感じも受けます。何よりも音が透き通ります。当初、エージング前は音が硬いイメージとの情報でしたが、私には問題有りません。今まで1000円のケーブルとOFC自作ケーブルとの違いが殆んど分からずに自分の耳の感度を疑っていましたが安心できました。 ケーブルのエージングの300時間後が楽しみに成ってきました。

イコライザー回路
前々作のマランツ#7のイコライザーも良かったのですが、今度は何とか自設計の回路で作ってみたくなり手持ちの参考書等をみて最終的にCRタイプにしました。リアカーブの設計は詳しくないので2003’11月号のラジオ技術に2C39イコライザー(藤井秀夫さん)のリアカーブを使う事にしました。初段はGEの12AX7をSRPPで使って終段もとりあえず12AX7にしてカーブは下記の表に成りました。終段の12AX7 は12BH7も良いと思いますので後で比較する予定です。
視聴と評価

CDではアッテネーターのみなのでノイズの問題は当然有りません。フォノ・イコライザーではハムやノイズを考慮した電源セパレート構造とケースをアルミダイキャストで作った為にハムが無い事は狙い通りでした。久しぶりに聞いたアナログの音は良く最高の気分です。特に低域の抜けの良い音、ダンピングが心地良く、何時までも聴いていたくなります。試作の一発目に適当に作った回路で満足してしまい更に追求する必要も無い仕上がりと成りました。