2.4m巨大ループアンテナ
鉱石ラジオ・ゲルマニウムラジオ

1kw送信所から9kmでスピーカーが鳴る
自作 スパイラル・コイル

家の増築の為に屋外アンテナを外した為、ゲルマラジオの出番が無くなっていました。 そもそも、私の住む場所はロケーションが良くなくて感度もイマイチで耳を凝らして聴くような場所です。 一番近い送信アンテナから直線で9kmの距離、送信出力1kWと小さいので条件が良い地域ではありません。 スピーカーが鳴ったり、LEDが点く位の高条件の方も居る様なので羨ましい限りです。 鉱石ラジオなので空中線電力がどの位かを簡易測定してみるとメーターが殆んど振れませんでした。 簡易測定とはゲルマラジオを組んで同調させ出力電流を測ってみると言う物、その電流が1μAも無い状態です。 100μAの電流計が振り切れる地域の方も居るので100分の1以下の信号しか無い状態と言えます。 遠距離受信と思えば良いのでしょうが、せめてクッキリ認識できる位の音圧が欲しい所です。 子供の頃はコンセントの片側に100P位のコンデンサーを入れアンテナ代わりに楽しんでましたが十分な音量には成りません。 此処ではアンテナ工事もアースも不要なループアンテナを作ってみたいと思います。 感度を上げる為に部屋の高さ2.4mに入るギリギリ大きな巨大ループアンテナの紹介です。 移動時は傘の様に成るのでキャンプに持ち込んでも受け合い間違えありません。 ループアンテナは飛んでくる電波を網ですくう方向では無く、網を90℃曲げた細長い方を送信アンテナに向ける感じで設置します。 興味の無い方には邪魔な物ですが、インテリア性は悪くありません。 とにかく実用レベルに成りました。

ゲルマニウムダイオード。 簡単に言うとゲルマニウムの結晶にタングステン等の線を接触させ1方向にしか電流が流れない様に作られた検波用ダイオードです。 2つの金属の接点部が1方向の電流を流し難く成る性質が有るようです(バンドギャップ)。
   
   
   
46mm位のマグネチック・スピーカーを見つけました。 インピーダンスは350Ω。 コーヒーの紙コップでホーンを作ると1m位まで聴こえるので煩わしさが無く成ります。 夜間は逆にうるさいのでスイッチが必要です。
 
こんにもコンパクトに折りたたむ事が出来ます。 組立は下の台に柱を入れて開くだけ。 後は固定板を中心部にナット1個締めて完成です。 その時間は10数秒ほどで完成します。

中心部の7本の柱は全部蝶番が付いているので傘の様にコンパクトに収納できます。 組立も簡単で下の台にマストを入れ、広げて止め板を中心のボルトで固定すれば終わりです。 柱は30X40の角棒、板はコンパネ。 6本の骨に成る棒には 先端から10mmピッチで80個孔を空けて線を通してあります。 

アンテナ自体がコイルと言う物ですが、実は設計と呼べる程のものでは有りません。 何周か巻くとコイルに成るのでバリコンを回して他のラジオと同じ様な位置で同じ局が受診できる様に合わせただけです。 現在、基本的な音出しは完成しています。 音もクッキリ、ハッキリと聞き取れ、うるさい位に成っていますが、それでも2.5μA位しか出せていません。 音は小さいですがマッチングトランスを入れてスピーカーがつぶやく程度に鳴ります。 机にスピーカーを置いて耳までギリギリかな・・・。 使わない時はスイッチで切らないとシャカシャカうるさいです。 現在、最良点を探す為に10μAの電流計を購入しました。 同調が取れると針は振れたママなので高周波成分が電流計に現れる事に成ります。 Sメーターと呼ばれています。

コイル2段でFET動作も出来そうですが、 目標はEMPにも耐える天然鉱石で感度良く聴こえる事です。 特別な電子部品を必要としないこの様な古典的ラジオも大きな魅力があるように思います。

線は太い方が良く、ループも大きい程良いのは確かで、並列に1本増やすと約0.5μA電流が増える事が解りました。 ケーブルは全部で120m位かな。 現在は2φ2本並列で9周。

@AWG24の線材1本時1.5μA、2本時2μA、3本時2.5μAの結果が出ています。

A2φ(銅線)2本2.5μAでこれ以上線を増やしても電流が上がりません。

1cm間隔で80本の線が入る設計なので、色々組み合わせて実験しています。 その為、未だ最終では有りません。 

少し小さく

長い直線方向を1.4mで作る事も可能です。 1cm間隔で中側に12回巻くと完成します。