自作スピーカーボックス

コーラル・FLAT8


材料の調達が始りました。 今回の箱は合板では無く集成材を使う事にして、購入時にホームセンターでカットを依頼して切断して頂きました。

ホームセンター切断した物の寸法が若干違っていました。特に350mm幅の板でも351〜352mmと違っているのには驚きました。これはカンナで削って合わせる他は有りません。

前面と背面の板はネジで止めて、後で外したり交換が出来るようにします。製作過程でボンド等が付かないように紙テープで回りを保護しました。
一部の工程を早くする為に釘を使いますが頭の部分をつぶして、なるべく目立たない様にします。勿論、内部のみで外側には使いません。
隅の角材を接着して釘で止めた写真です。 接着剤を塗った後はずれ易いので釘を打つ時でも注意が必要です。材料が割れない様に細い釘が良いようです。
バッフル板は外せるように製作するので外枠の角材は若干大きく作る必要があります。 設計では各1mmの余裕をとってあります。
木工用のボンドはたっぷり塗ります。はみ出た接着剤は硬化前に後から濡れ雑巾等でふき取ります。私の場合は乾燥までは重しとして電源トランスを載せておきました。
内部の角材の様子です。角材は30mmの棒です。材料を購入の時、板も棒も「そり」が無いか良く見て購入します。 曲がった材料が残っている事が多いので時々失敗します。
慎重に合わせて作ったつもりでも1mm位はずれてしまう場合が有ります。カンナを使い現物合わせで綺麗に仕上げます。 板の目に合わせてカンナの刃は短めで仕上げます。
大筋完成です。 今回使用した集成材は少し軽い感じがします。 重さは硬さも関係してますね! 下記2X4を使い強度を確保します。
下の台は硬めの木を選んで別途作ってみました。 落とし穴は45度の接合部分が合いません。内側に隙間が少し出来る程度にカットして何とか上手く行きました。
内側にはルーターと呼ぶ工具を使い底板が入る様に溝を掘ります。外側には形の違う刃を使って仕上げました。この工具の鋭い刃が高速に回転するので注意が必要です。

塗装に入りました。アトムペイントの水性のニスです。今回は薄い色で「ライトオーク」を選びました。300mmリットルで3回塗りが出来ました。

前面バッフル板はネットを張る予定なのでニスではなく、艶消し黒で塗ることにしました。私は手持ちのスプレー缶を使いましたがグリルで見えない部分なので手塗りでも問題ありません。
いよいよ大詰めです。10mm厚のフエルトを内部一面に張り付けます。「ステップル」と呼ばれるコの字型の釘で内部を止めました。
段々と格好になってきました。普通なら此れで完成ですが、製作はまだ続きます。音はこの時点で聴いてみました。ダクトの設計もしてないのに良い音聴かせてくれました。
背面の様子です。背中には余った板を張ってあり、箱鳴り防止対策がしてあります。内容積を稼ぎたかったので外から板を貼り付けました。
最後の関門ですね!。前面グりルの加工です。今回はクラシック向けスピーカーで有名なボザークを真似してデザインを決めました。
裏面の接合部は強度を得る為に勘合しています。丸ノコの歯をストッパーを使って加工しました。厚みが20mmの材料なので10mmづつ噛み合わせてあり形が歪む事が無いよう配慮しました。
完成したグリルにクリアー塗装をしました。木目を綺麗に出す場合は透明なクリアー塗装は簡単で一番失敗の少ない方法で有効です。
CADの設計図を元に実物大で印字した紙に合わせ印を付けて釘を軽く打ちます。後でヒモを掛けるので約2mm浮かせておきます。
前面ネットの色を考慮して少し濃い目で細めのアサヒモを使い釘に絡ませて行き、最後にしっかり釘を打ちヒモが弛まない様にします。
ホームセンターでアサヒモで作った網を見つけ、今回は此れをネットにして使う事にしました。当初購入したジャージーネット生地は1m1700円に対し100円程度の安物ネットです。しかしながら、適度な網目で良い物見つけました。ホチキスを使って写真のように止めて行きます。
ホチキスで回りを全部止めたら最後に余った網を切って完成です。 切り口からヒモが解けて来ますので必要に応じて接着をすると良いでしょう。
実際の製作時間は忘れてしまいましたが、材料購入時に切断して頂くと思ったよりも早く完成します。