
現在、日本国内では約50の試験所がA2LAや、NVLAPの試験所認定を取得し、約90の校正機関が、JCSSやA2LAなどの認定を取得しております。
校正機関/試験所の認定を取得するためには、たとえ社内の測定設備であったとしても、その第三者性を証明し、独自の品質システムを構築する必要があります。
品質システムは、ISO9001の要求に加え、ISO/IEC 17025規格に 従った技術要件も満足したものにしなければなりません。
LAB.Supportの調べでは、認定を取得するための品質システム構築には、通常2年から3年の年月を要して、認定申請に至っております。
その間に組織変更などがあると、その期間はさらに延びる事態となっています。 このように、長い時間を要する大きな理由として、ISO/IEC 17025と
言う、一般的に扱われなかった規格にも対応しなければならない点が上げられます。 その結果、自力にて品質システムを構築したつもりになって、認定審査機関の審査を
受けても、不必要に自社の規定を絞め付け過ぎていたり、重要な部分が抜け落ちていたりして結局、不適合項目が山ほど指摘される事態となっております。

Calibration Certificate No.2127.01
LAB.Supportでは、日本においていち早く、NVLAP等の認定取得コンサルティングを行い、またその他にも世界で最も厳しい審査と言われる、オーストラリアNATA認定や、アメリカのA2LA認定取得コンサルティングを行ってまいりました。この豊富な経験に基づいて、最も無駄のない、最低限の重要部分は押さえつつも、各試験所の裁量に自由度を持たせるような、品質システムの構築を行います。
ISO9000関係では、ほとんど品質システムの構築だけでその作業は終わるのですが、 校正機関/試験所認定の場合は、試験所の性能特性評価や、測定規格についての知識習得、
測定のトレーニング実施、測定機器の校正管理などの技術要件についても構築しなければなりません。 特に、今まで測定とか計測の世界では、ほとんど理解されていなかった、
統計手法を用いる、測定の不確かさの算出については、どの試験所も困難を極めている状態にあります。この技術要件についても同時にコンサルティングを提供できるのは、自らがEMC試験分野及び校正分野でのA2LA認定を取得しているLAB.Supportだけであります。
LAB.Supportでは、アジアパシフィック試験所認定の相互承認メンバーである、A2LAから校正機関(認定番号2127.01)として認定を取得し、この品質管理者である、 丸山 隆資がコンサルテイングを行い、多くの認定機関のコンサルタントを行っていますので、A2LAだけでなく、世界の試験所認定に関する最新の動向をいち早く取り入れて対応していただくことが可能です。
* アジアパシフィック試験所認定(APLAC)の相互承認メンバー:
アメリカA2LA, NVLAP,オーストラリアNATA,日本JCSSなどの試験所認定機関が相互承認メンバーとして調印している。
LAB.Supportでは、2012年度までに、日本国内の主要メーカーのEMC試験所など15社に対して、A2LAなど認定取得支援サービスを行い、平均約8ヶ月(申請から認定)にて
認定を取得した実績を持っております。
LAB.Supportにてサービスを受けた各社様は、認定後も引き続き、認定維持に関する規格の動向など、最新情報の提供や、トレーニングサービスなど、試験所にとって重要な数多くの特典を得ることができます。
上記の通り、LAB.Supportによる試験所/校正機関認定取得支援サービスを活用されることによって、 単に認定取得時間の短縮や、認定取得作業の軽減といったことに留まらず、認定後の維持管理や情報収集に大きなメリットを得ることができます。
是非、LAB.Supportの校正機関/試験所認定取得支援サービスを御利用下さる様お願い申し上げます。
インフォメーション ミーティング 約2時間
(費用見積提出 − 御承認後 サービス開始)
QAマニュアル作成 (ISO/IEC 17025規格対応)
技術関係書類確認
現場確認
改善事項レポート作成
不確かさ算出手順説明
各種手順書作成指導/確認 |
2日
3日
1日
1日
2日 |
各試験設備校正 (ISO/IEC 17025対応 認定校正)
アンテナ、レシーバー、スペアナ等
改善項目確認(書類)
改善項目確認(現場)
申請作業
申請書作成/確認
申請書提出立合い
予備審査立合い |
1日
1日
1日
1日
1日 |
指名審査員承認、審査日程調整
認定書受領 (回答書送付から約2ヶ月後)
(1).品質保証マニュアル (ISO/IEC 17025対応)
(2).組織図
(3).試験所構造レポート
(4).試験機器リスト及び各校正証明書コピー
(5).試験レポート(標準書式)
(6).品質文書リスト(マスターリスト)
(7).内部監査、マネージメントレビュー結果記録
(8).不確かさ推定方法と結果
(9).申請者の印鑑証明書(日本の認定機関の場合)
(10).登記簿謄本、定款(日本の認定機関の場合)
(11).申請用チェックリスト(NIST Handbook150-11 など)
(12).承認署名者の経歴書
(申請者又はLAB.Supportから取り寄せる)
<NVLAPの場合>
(1).NIST HANDBOOK150
(2).NIST HANDBOOK150−11
(3).General Application and Instructions
(4).Program-Specific Application
(5).Fee Schedule and Work sheets
(規格協会等から購入)
(1).ISO/IEC 17025 JIS Q 17025)
(2).ISO9001又はISO9002
(3).関連申請規格
(1).認定機関申請料/審査費用
(2).LAB.Suuport認定取得支援サービス(12ヶ月)
(3).品質マニュアル作成費用
(4).その他の品質文書作成支援
(5).現場確認/改善検討
(6).申請書類作成/申請作業
(7).本審査立合フォロー
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約100万円
108万円〜
50万円〜
20万円〜
50万円〜
20万円
50万円〜
概算約400万円〜 |
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