ついて
しでんくんをお散歩デビューさせる前に「ついて」をマスターさせておこうと思いました。「ついて」というのは飼い主さんの左側を歩かせるということで、飼い主さんの前に行ってもいけないし、後ろでもいけなくて、車が多い道などの散歩にはとても安心だと思います。しでんくんのお散歩コースにはあまり危険な場所はないのですが、少しだけ車の道があるので、「ついて」をさせることにしました。
お散歩デビューの頃といえば、まだしでんくんは生後4ヶ月くらいです。ワクチンが終わって2週間後くらいからお散歩デビューさせるつもりでしたので、それに間に合うように練習を開始しました。家の中で暮らすしでんくんは、普段、首輪をしていません。もちろんリードなど知りません。まず、首輪というものに慣れさせないといけないと思い、一番小さい猫用の首輪をつけました。不安でしたが、首輪にはすんなりと慣れてくれました。次はリードです。いきなり散歩用のリードでは重いかと思い、とりあえず軽いひもを買ってきて、首輪に結んでリードの代わりにしました。そして、いよいよ「ついて」の練習です。
まず、このなんちゃってリードをつけて歩く練習です。まだ外では歩かせません。我が家は台所に空いているスペースがあるので、そこをなんちゃってリードをつけたしでんくんと歩きました。次に右手にひも、左手におやつを持って、おやつがしでんくんの鼻先にくるようにして歩きます。しでんくんが自分の真横に来た時に「ついて」といいながらおやつをあげます。それを何度も何度もくりかえし、だんだんおやつを鼻先から上の方に離していきました。しでんくんは一生懸命上を見ながら歩いていました。最初は台所を片道歩くだけで私から離れてしまっていましたが、だんだん真横を歩く距離が長くなって、台所を何往復もできるようになりました。お散歩デビューまで毎日台所で練習しました。
いよいよお散歩デビューというときも、まず、道に出る前に、庭で何度も練習して、それからお散歩デビューさせました。今はおやつがなくても長距離「ついて」してます。いいこです。