トイレ
トイレのトレーニングです。これは、しでんくんが来た日から始めました。まず、しでんくんのトイレはケージの中だと決めました。そこにはペットシーツが敷いてあります。その上ならいいんだということにしました。
しでんくんが起きたとき、ケージの中のお布団を出してあげます。ケージはしでんくんにとってはとても広いので、中でくるくる回れます。しでんくんはおしっこをする前、くるくる回ります。くるくる回って、おしっこをします。ケージにいるので、そこでしていいんです。おしっこをしたら「おしっこしてえらいねー」と言って、ケージから出してあげます。最初はおしっこをするだけで感動したので、「えらいねー」という言葉はおおげさでもなんでもなく、心の底から出てきました。で、15分か20分遊んで、またケージに入れて寝かせます。しでんくんが来て最初の1週間くらいは本当に疲れさせないように気を使って、とにかく寝かせました。また、子犬のしでんくんはよく寝ました。(今もそうだけど)そして、起きたらまたおしっこをさせて、すごくほめてから出して、遊んだり、ご飯をあげたりして、またねんね。長い時間ケージの外に出すようになったのは1週間後で、出している間はトイレをいつするかずっと見てました。見ててもしちゃうときはしちゃって、あーあーなんてこともありましたし、くるくるまわってあ、するぞっていうのがわかって、あわててケージに入れたこともありました。でも、ケージの中でトイレをしたら、よくほめてあげて、ご褒美にチーズ(犬用)を少しあげました。トイレのトレーニングはそんなことの繰り返しでした。
よく覚えているのはやっぱりしでんくんが自分でケージに入っておしっこをしたときですね。本当に心の底から「いいこ」って言いました。感動でした。そのときくらいから、トイレはここでするっていうのがわかったんだと思います。部屋の外、たとえば台所なんかにいてもちゃんとトイレに自分から行っておしっこします。
うんちの苦労は覚えていないのですが、うんちのかっこうをしているしでんくんをあわててケージに入れた記憶があったような。ただ、うんちをした後は必ずご褒美をあげました。今もあげています。うんちしてえらいねーって。
さて、トイレを覚えたしでんくんですが、どういうわけか、というか、たぶん縄張り意識なのかもしれないと思っているのですが、お布団とかふわふわしたものに乗るとその上でおしっこしちゃう時期があり、ちょっと目が離せないことがありました。まだ子供のころです。何度布団カバーを洗ったことか。洗えないもの、絨毯なんかにはペットの匂い消しスプレーをふき掛けて拭き取り。今思えばかなり何度もあったなあ。お布団の上が気持ち良くておしっこしちゃうのか、これは僕のだということなのか。で、どうしたか。お布団には乗ってはいけないということにして、乗ったら怒る。われわれも、お布団を敷いたままにしておかない。これでお布団の上のおしっこはなくなりました。絨毯やクッションにしちゃったときはその場で「これは何だ、だめじゃないか」と鼻をおしっこしたところに持って行ってきつくしかるということを繰り返しました。
今はトイレの苦労は全くありません。たまーにうれしくっておしっこしちゃうことと、怒られてこわくてもらしちゃうことがあるかな。でも、あとはありません。しでんくん、いい子。