誤飲
しでんくんは小さい頃、どういうわけか食べ物でないものも飲んじゃうことがあって、お散歩しはじめの頃は気をつけて見ていないと、くんくんにおいを嗅いでいるかと思いきや、石や砂を口に入れちゃったってことがよくありました。急いで口を開けさせ、石や砂を出すのですが、うんちに混ざってよく砂が出てきていました。知らないうちに砂を飲んじゃっていたか、口の中の砂を取りきれていなかったせいでしょう。一回、結構大きな小石を飲んじゃったことがあって、あわてました。すぐお医者さんに電話をして、どうしたらいいか聞きました。もし石が腸につまれば吐くはずなので、しばらくして吐かなければうんちと一緒に出るでしょうということでした。お医者さんの言うとおり、次の日だったか、その次の日だったか、石は無事、出ました。その石は記念に(?)とってありますが、サイズを測ってみたところ一番広いところで1センチ弱ありました。当時のしでんくんはまだ2キロくらいだったはずで、1センチ弱の石は大きかったなあ。とにかく、石はでました。
他に、誤飲ではないのですが、散歩中、他の犬のうんちを口に入れるというのはたまにありました。これも小さい頃ですが、気をつけて見ていないと草むらに顔をつっこんで匂いを嗅いでいると思いきや、よその犬のうんちをぱく。あわてて口を開けさせ、かき出すのですが、歯についちゃっていたりして口の中はくさいくさい。それにかきだした自分の指もよその犬のうんちがついてくさいし気持ち悪いし。家に戻ってから歯ブラシで歯を磨いてやって、歯磨きジェルをつけてガムを食べさせ、それでもまだくさかったですね。その口で帰宅した家族の口をなめまわし、もうくさくさでした。よその犬のうんちで病気にならなければいいがと心配でしたが、ワクチンのおかげでしょうか、平気でした。うんちは片付けてほしいものです。
先日は玉ねぎを食べちゃったというのがありました。しでんくんは我々の食べるものを勝手に食べることはしません。でも、どういうわけか、本当に不思議なのですが、たまたま玉ねぎを炒めたものを置いておいたら食べちゃったんです。普段は我々のお皿に盛ってあるものは決して食べないのに、なぜよりによって玉ねぎだったのか、なぞです。量も、二人分だったので、結構な量でした。発見して我々二人が青い顔をして騒いでいたので、しでんくんも「しまった!」みたいな顔をしていました。とにかくお医者さんに電話しました。まず、塩をティースプーン一杯飲ませろと。そうすると10分もしないうちに吐くからということでした。これは拷問だと思いつつも、一人がしでんくんをおさえて口を開けさせ、一人が塩をスプーンでのどの奥に入れました。すると、5分位して、吐きました。結構吐いたのでほぼ全部吐いたと思いました。でも、次の日、うんちで玉ねぎが出てきましたので、少しは残っていたのか、すでに胃から出てしまっていたのか、よくわかりません。とにかく、こうしてしでんくんの散々な玉ねぎ事件は終了しました。でも、塩をスプーン1杯飲ませて吐かせるというのは本当に役に立つなと思いました。二度とやりたくありませんけど。