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 TOWER's reminiscences  = 1/3 = 
 
   


ひとことで表現すると、ビルを建設するシミュレーションゲームです。
地上100階、地下10階という高層ビルを、建設するのです。

しかし、当然のことながら、あっという間に建設できるはずがありません。
少ない初期費用を元手にテナントなどを建て、 家賃収入などで資本を拡大していきます。
順次、それを繰返しながら最終形の高層ビルを目指します。
プレイヤーは、
建設者であると同時に、そのビルの経営者でもあるのです。
ですが、 建設と経営に関する知識は、ほとんど必要としません。

最大のポイントは、
  プレイヤーは、そのビルの入居者になったつもりでゲームを進行させる

ということではないでしょうか。
こんなビルだったらいいなぁ、という気持ちでプレイすることです。

*** *** ***  TOWER's  reminiscences   *** *** ***

ゲームは、シンプルです。
オフィス、店舗、マンション、ホテルなどのアイテムを、設置していくだけです。
そして、居住者やビル外部からの訪問者を増やし、収益を拡大するのです。
評価が高ければ人が集まり、収益が増大します。
逆に、住人のストレス(不満)が高まると、ビルから退去してしまいます。
すると収入が減り、ビルの建設費/維持費をまかなえなくなってしまいます。
ひとたび赤字経営に転ずると、再建は、かなり厳しいものとなります。

シンプルゆえに、シビアな点もたくさんあります。
騒音が大きかったり治安が悪いと、住民はストレスがたまります。
目的の場所(オフィス,店舗,住宅など)へ移動するために時間がかかると、 住人のストレスが高まります。
特に、エレベータ前で長時間待たされたり、 目的の店舗などへスムースにたどり着けないようだと、てきめんに反応が現れます。
そして、みんなビルから出て行ってしまうのです。
それを防ぐために、エレベータなどの移動設備を増やせばいいのでしょうが、 各アイテムには、最大設置数が限定されているものがあります。
全体のバランスを考慮して設置していく必要があります。

*** *** ***  TOWER's  reminiscences   *** *** ***

ゲームステージが、5段階になっています。
 第1ステージ ・・・ グレードが「ひとつ星」 (この時点でスタート)
 第2ステージ ・・・ グレードが「ふたつ星 」 ☆☆
 第3ステージ ・・・ グレードが「みつ星 」  ☆☆☆
 第4ステージ ・・・ グレードが「よつ星 」  ☆☆☆☆
 第5ステージ ・・・ グレードが「いつつ星 」 ☆☆☆☆☆
各ステージをクリアする(グレードアップする)ための条件が設けられています。
上級グレードになるに伴い、設置可能なアイテムも増えます。
逆に、維持経費も増大します。
五つ星グレードになり、ある条件を満足すると最終イベントが発生します。
そして 「 TOWER 」 という称号が与えられるのです。

これがひとつの区切りで、ゲームそのものはエンドレスです。
改築してもよし、そのまま放っておいてもよし、すべて破壊してもよしです。

*** *** ***  TOWER's  reminiscences   *** *** ***
 

   つづく
 
 

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