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           OSもWin98に移行しました。 
             
新たに『タワーII(The  
Tower II)』となりました。  
実質のフルモデルチェンジのようなアップグレードでした。 
 
基本は、Ver1.2,Ver1.3を踏襲して”ビル”を建てることです。 
この基本コンセプトは変わりません(と感じられました)。 
           
最も変化があったのは、「マップ」という機能と「プラグイン」という概念です。 
「タワーキット」なる別売の建設地を「マップ」と表現しています。 
従来は、ひとつの「マップ」にビルを建設するものでしたが、 
「タワーII」からは、建設地を選べることが可能になりました(※)。 
                             (※ 別売品を購入することによる) 
 
「タワーII」に標準で付属する「マップ(タワーキット)」は、 
「新宿西口副都心」と「ハワイダイヤモンドヘッド」です。 
特別バンドルキットとして「華厳の滝」が同梱されています。 
 
その後、経時的に次々と「タワーキット」がリリースされました。 
「自由の女神」,「京都駅ビル」,「東京タワー」,「なにわビル王伝説」,そして、「Christmas  
Story」などがあります。 
 
「プラグイン」という概念は、 
  それぞれの「タワーキット」に共通して利用できる
様々なアイテムファイル、 
とでも理解していただければよろしいかと思います。 
そのアイテム自身を「タワーキット」と呼ぶこともあります。 
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 TOWER's    
reminiscences  
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各マップに対する私のコメントです。 
タワーフリークの方々は、どのようにお感じになったでしょうか。 
  
  
    
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       新宿西口副都心  | 
     
    
      
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      Ver1.2,Ver1.3と比べ、ビルの規模が大きく、しかも複雑になった 
      印象があります。 
      30階程度で「TOWER」グレードに達することができ、その後は結構 
      自由に建設が可能でした。 
      長い時間をかけて、撤去・建設を繰り返すことができるため、 
      ”遊べる”という感じを持てました。  | 
     
    
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       ハワイダイヤモンドヘッド  | 
     
    
      
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      タワーというよりは「ホテル(リゾートホテル)」、といった印象を 
      私は受けました。 
      ゲーム展開は意外と”ラク”で、ファイナルイベントを迎えるのも 
      そう苦になるほどではありませんでした。 
      「タワー」の遊び方も”変わったもんだな”、と思えるマップでした。 
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       華厳の滝  | 
     
    
      
      
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      可もなく不可もなく、といったところでしょうか。 
      ゲーム性としては、 
      さほど”おもしろい”と感じることができませんでした。 
      たま〜に、 
      外観表示で「滝」の風景をボ〜っと眺めるのがいいですね。 
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       自由の女神  | 
     
    
      
      
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      「タワーCD(Ver1.27)」のオープニングムービーを彷彿させる 
      このマップは、私の一番の”お気に入り”です。 
      ゲーム全体に物語性が持たされているため、 
      一度結末を知ってしまうと、 
      それ以降、若干興ざめの感がぬぐいきれないのは、 
      少々残念な気がしますが・・・。  | 
     
    
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      京都駅ビル  | 
     
    
      
      
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      映画「ガ○ラ3」とリンクした展開で、 
      マニアックな”つくり”となっています。 
      破壊されたビルを復興させる、 
      これがファイナルアイテム的な扱いとなっているのは、 
      斬新さが感じられました。 
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      東京タワー  | 
     
    
      
      
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      「タワー」といえば「東京タワー」。 
      こう即答するようでは、かなり「おやじ」の部類でしょうか。 
      幼い頃、本物の東京タワーに行った経験が、懐かしく浮かんできます。 
      ゲームでは、外観表示にして 
      「イルミネーション」を楽しむのが、一番楽しいのではないでしょうか。 
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       なにわビル王伝説  | 
     
    
      
      
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      ファイナルイベントをクリアすると 
      「ビル王への評価」なるものが表示されます。 
      大阪らしく、”商・笑・食”の3項目について評価が下されるのですが、 
      これがかなり難しいのです。 
      すべてを最良の「評価」にしようと悪戦苦闘しましたが、 
      挫折してしまいました。  | 
     
    
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      Christmas Story  | 
     
    
      
         
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      メルヘンチックなテイストに仕上がっています。 
      「おやじ」がプレイするようなゲーム内容ではないようにも思えます。 
      クリスマスツリーを飾り付けるとき、幼い子供とともにプレイする、 
      などとしては、かなり”使える”のではないでしょうか。 
      やはり「タワー」にはクリスマスが似合います。 
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 TOWER's    
reminiscences  
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そして、最後に残念な運命を迎えました。 
発売が停止され、サポートが消滅し、ウェブサイトも閉鎖されるといった結末です。 
今後は二度と、アップグレードされることはもちろん、 
新バージョンが発売されることはないのでしょうか・・・。 
タワーフリークとしては、寂しい限りです。 
 
『 Tower 
』は、私の”PCゲーム”の中にあって、最高のゲームタイトルです。 
いつの日にか、復活してくれることに希望を持ち続けたいと思います。   
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 TOWER's    
reminiscences  
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(2005.05追記) 
05年4月、 
家庭用ゲーム機のソフトウェア『 The Tower SP 』として復活(?)してくれました。 
タワーフリークとしては歓迎できます。 
個人的には、やはり本家本元の復活に期待したいところです。 
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