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学校・保育園におけるシックハウス症候群の集団発生事例と基準値超過施設一覧 | 2003年11月3日更新 | |||||||||||||
化学物質に特に過敏な小児・学生が、基準値(厚生労働省の定める室内空気汚染に関する指針値)以下の環境において 通学が困難である事例に対してシックスクールの呼称を用いた時期もあったが、今回は標記の内容に限定して収載した。 |
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黒字の記載は2名以上の構成員に症状があったもの | 下記の内容に関して追加・訂正が必要な場合、また事後の状況に関する 情報をお持ちの方は下記までEメールでご連絡いただければ助かります。 |
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青字の記載は被害に関する報告がないもの | |||||||||||||||
連絡先: | minocl@anc-tv.ne.jp | みのしまクリニック院長室 | |||||||||||||
発生時期 | 竣工日時 | 都道府県 | 学校・保育園名 | 発生場所等 | 症状 | 被害規模 | 原因物質 | 濃度(最高) | :測定時期 | 濃度追跡 | :測定時期 | 引用元 | |||
2000年6月 | 2000年6月 | 大阪 | 堺市立五ケ荘保育所仮設園舎 | 仮設園舎 | 頭痛、目、鼻、のどの痛み | 保育士11人や 園児15人 |
ホルム アルデヒド |
0.08ppmを大きく上回る | |||||||
2000年12月 | 2000年11月 | 石川 | 石川県立寺井高等学校 | 教室 耐震工事後 | 目がしばしばする、目が赤い、 鼻汁がとまらない、鼻がツーんとする、 吐き気がする、 |
生徒32人 | トルエン | 540μg/m3 | 2001年1月 | 開放して測定 で1/10 |
2001年2月 | ||||
2000年 | 石川 | 石川県立大聖寺高等学校 | 教室 耐震工事後 | 同上 | 生徒数人 | トルエン | 111μg/m3 | 2001年1月 | |||||||
2000年12月 | 1998年 | 不明 | 中部地方の公立大学 | セミナー室、会議室 新築 |
頭痛、咳、目・のどの刺激感 | 学生・職員37人 (学生の4%、 教職員の17%) |
2-エチル-1- ヘキサノール |
1086μg/m3セミナー室 | 2001年8月 | 会議室 469μg/m3 |
2001年3月 | ||||
2001年5月末 | 東京 | 荒川区立諏訪台中学校 | 新築体育館 | もともとアトピー性皮膚炎を持つ生徒が、体育館での授業の後、赤くなって、なかなか収まらないと保健室を訪れた。他の生徒や教員、数人のアトピー性皮膚炎症状がひどくなっていた。 | 生徒・教員 | トルエン | 指針値の4.2倍 | 2001年6月 | 指針値の2.7倍 | 2001年7月 | 荒川区議 会議員HP |
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2001年6月 | 高知 | 大月町立大月中学校 | 新築 | 気分が悪い、目がかすむ | 生徒の約半数の111人に被害 | ホルム アルデヒド |
指針値の5.5倍 美術室566.7μg/m3、 技術室243.6μg/m3、 コンピューター教室154.6μg/m3 |
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2001年9月 | 2001年7月 | 北海道 | 北海道立札幌旭丘高校 | 新築 | 嘔気、頭痛 | 生徒2人が講堂、 1人が教室で |
不明 | 基準値以下 | 北海道新聞 2001.11.26 |
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2002年3月 | 2002年2月 | 長野 | 塩尻市立塩尻西小学校 | 新築 | 粘膜皮膚症状と神経症状 | 児童79人 | トルエン | 各特別教室>2500μg/m3 普通教室550μg/m3 |
2002年3月 | 普通教室170 | 2002年9月 | ||||
ホルム アルデヒド |
視聴覚室270μg/m3 | 2002年3月 | 43μg/m3 | 2002年9月 | |||||||||||
2002年4月 | 2002年3月 | 大阪 | 堺市湊保育園 | 新築 | 粘膜皮膚症状 | 園児134名中、 シックハウス環境 の影響を極めて 強く受けた園児 23名、強く受けた 園児 17名、影響 を受けた 47名、 |
トルエン | 4800μg/m3 | 2002年4月 | ||||||
2002年9月2日 | 2002年7月 | 東京 | 調布市立調和小学校 | 新築 | 粘膜皮膚症状・頭痛 | 児童の20% | トルエン | 2年(0.61ppm) 1年(0.53ppm) 4年(0.29ppm) 3年(0.27ppm) 5年(0.25ppm) 6年(0.21ppm) |
2002年8月 | ||||||
ホルム アルデヒド |
5年(0.09ppm) 1年(0.08ppm) 4年(0.08ppm) 6年(0.08ppm) 3年(0.07ppm) 2年(0.06ppm) |
2002年8月 | |||||||||||||
2002年9月3日 | 2002年8月 | 和歌山 | 和歌山県立桐蔭高校 | 全面改修校舎 | 「気分が悪くなった」「頭が痛い」といった症状を次々と訴えた。「シンナーの匂いがきつかった」「授業を受けていたら、目がチカチカしてきた。1日ここにいたら頭が痛くなりそうだった。先生も目がチカチカすると言っていた」 | 生徒6人 | トルエン | 0.28ppm(指針値の4倍) | WTV | ||||||
キシレン | 0.41ppm(指針値の2倍) | ||||||||||||||
ホルム アルデヒド |
基準値超過 | ||||||||||||||
2003年4月 | 2003年3月 | 東京 | 江東区立元加賀小学校 | 大規模改修工事 | 目がチカチカする | 児童が数人 | トルエン | 指針値の3.5倍 | 2003年4月 | ||||||
2003年4月 | 2003年3月 | 東京 | 墨田区立八広小学校 | 新増築校舎内 | 子どもが目がチカチカする | 児童 | トルエン | 指針値の12倍 | 2003年3月 | http://www. | |||||
2003年4月 | 2003年3月 | 山形 | 山形市立第九小学校 | プレハブ教室新築 | 涙が出たり、頭痛、発疹 | 児童数人 | 不明 | 4物質は基準値以下 | 2003年5月 | ||||||
2003年4月 | 2003年4月 | 千葉 | 八千代市立新木戸小学校 | 音楽室増築 | 「目がチカチカする」「気持ち悪くなる」 | 児童4人 | 不明 | 4物質は基準値以下 | 2003年5月 | ||||||
2003年5月 | 2003年3月 | 東京 | 東京都立世田谷泉高校 | 実習棟2棟改築工事 | 「目がちかちかする」と訴える生徒もいた | 生徒 | トルエン | 指針値の5倍 写真室等 | 2003年5月 | http://www. | |||||
2003年5月 | 2003年3月 | 北海道 | 室蘭市立海陽小学校 | 体育館 | 臭いがきつく、目がチカチカする。 欠席児童あり。 |
児童170人 | ホルムアルデヒド | 0.081pmm | 2003年5月 | ||||||
発覚時期 | 竣工日時 | 都道府県 | 学校・保育園名 | 発生場所等 | 症状 | 原因物質 | 濃度(最高) | :測定時期 | 濃度追跡 | :測定時期 | 引用元 | ||||
2002年4月 | 2002年3月 | 香川 | さぬき市立中央幼稚園 | 増築した園舎 | 刺激臭が鼻をつくようになり、 教師が軽い頭痛 |
ホルム アルデヒド |
基準値の濃度を大きく 上回る数値 |
2002年7月 | |||||||
2002年8月 | 不明 | 長野 | 長野市立加茂小学校 | 発症報告なし | トルエン | 11000μg/m3 | 2002年8月 | ||||||||
キシレン | 指針値をやや越える | 2002年8月 | |||||||||||||
2002年8月 | 不明 | 長野 | 長野市立三陽中学校 | 発症報告なし | トルエン | 指針値の27倍 | 2002年8月 | ||||||||
ホルム アルデヒド |
指針値の5倍強 | 2002年8月 | |||||||||||||
2002年8月 | 不明 | 長野 | 長野市立松ヶ丘小学校 | 発症報告なし | トルエン | 指針値の10倍強 | 2002年8月 | ||||||||
ホルム アルデヒド |
指針値やや超過 | 2002年8月 | |||||||||||||
2002年8月 | 不明 | 長野 | 長野市立清野小学校 | 発症報告なし | トルエン | 指針値の5倍強 | 2002年8月 | ||||||||
2002年8月 | 不明 | 長野 | 長野市立裾花小学校 | 発症報告なし | トルエン | 指針値の2倍強 | 2002年8月 | ||||||||
2003年8月 | 2003年7月 | 群馬 | 松井田町立松井田小 | 学童クラブ用 教室改修 |
発症報告なし | トルエン | 0.12ppm | 2003年8月 | |||||||
2003年8月 | 2003年8月 | 東京 | 西東京市立けやき小学校 | 新築 | 発症報告なし | トルエン | ランチルーム指針値の1.91倍、 育成室指針値の1.25倍 |
2003年8月 | |||||||
2003年8月 | 2003年8月 | 東京 | 国立市立第七小学校 | 耐震補強工事 | 発症報告なし | キシレン | 指針値の2倍強 | 2003年8 | http://www. | ||||||
2003年8月 | 2003年8月 | 長野 | 長野市立西条小学校 | 図書室改修工事 | 発症報告なし | ホルム アルデヒド |
指針値をやや越える | 2003年8月 | http://www. | ||||||
2003年8月 | 2003年8月 | 長野 | 長野市立東北中学校 | LL教室改修工事 | 発症報告なし | ホルム アルデヒド |
指針値をやや越える | 2003年8月 | http://www. | ||||||
2003年8月 | 2003年8月 | 長野 | 長野市立松代小学校 | 男子トイレ | 発症報告なし | トルエン | 0.135ppm | 2003年8月 | http://www. | ||||||
測定時期 発表者 | 概 要 ( 発 表 順 ) | 原因物質 | |||||||||||||
2000年9月-2001年3月 文部科学省全国調査 夏期:平成12年 9月〜10月 冬期:平成12年12月〜平成13年2月 |
夏期において、厚生労働省の指針値(0.08ppm)を超えたのは、午前で281か所中12か所(4.3%)(コンピュータ教室9、音楽室2、図工室1)、午後で278か所中12か所(4.3%)(コンピュータ教室9、音楽室2、図工室1)であった。冬期においては、午後で278か所中1か所(0.4%)(音楽室)で指針値を超えた。指針値を超えた割合を教室別でみた場合、夏期ではコンピュータ教室20%(18/90)、音楽室4.3%(4/94)、図工室2.3%(2/89)、冬期では音楽室1.1%(1/94)であった。 | ホルム アルデヒド |
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夏期において、厚生労働省の指針値(0.07ppm)を超えたのは、午前では269か所中3か所(1.1%)(図工室2、コンピュータ教室1)、午後では271か所中1か所(0.4%)(図工室)であった。冬期において、午前では264か所中4か所(1.5%)(普通教室、音楽室、体育館、図工室それぞれ1)、午後では260か所中4か所(1.5%)(普通教室、音楽室、体育館、図工室それぞれ1)で指針値を超えた。 指針値を超えた割合を教室別にみた場合、夏期では図工室3.4%(3/89)、コンピュータ教室1.1%(1/88)、冬期では普通教室、音楽室2.2%(2/90.2/89)、体育館2.4%(2/84)、図工室2.5%(2/80)であった。 | トルエン | ||||||||||||||
2000年9月 北海道教育委員会 (2000年9月までの2年半調査) |
シックスクールと見られる健康被害は小学校17件、中学校9件、高校27件、特殊教育学校13件の計66件に上ったと発表。 | ||||||||||||||
2002年5月 熊本県教育委員会 | 一斉調査で、約七百五十校のうち九校の児童・生徒が目のチカチカ感や発疹、吐き気などを訴えた。 | ||||||||||||||
2002年夏 埼玉県教育委員会 | 公立学校を対象に実施したアンケートでは、同県内1552校のうち37校で「工事後に体調が悪くなった子どもがいる」との結果。 | ||||||||||||||
2002年8月 東京都教育庁 | 比較的新しい都立校21校を対象に調べた。簡易法。都教育庁が検査した21校のうち、3校が基準値を5割程度上回った。 | ||||||||||||||
2002年6-12月 東京都内 | 東京都が都内の公立の幼稚園や小、中学校など子供が使う施設35カ所の室内空気を調べた結果、シックハウス症候群の原因とされるホルムアルデヒドなどの化学物質が延べ8施設で室内濃度指針値を上回っていたことが分かった。都健康局は、2002年6月から12月にかけて、施設の室内の空気を採取して調査。厚生労働省の室内濃度指針値が定められている化学物質のうち、ホルムアルデヒドが中学二校と養護学校、トルエンが小、中学各一校、ダイアジノンが保育園、アセトアルデヒドが幼稚園と中学で、それぞれ指針値を上回った。小、中学校で指針値を上回ったのはすべて音楽室やコンピューター室などの特別教室。 | ||||||||||||||
2003年7-8月 長野県塩尻市教委 | 塩尻市内全ての13小中学校で基準値超過 。12校でホルムアルデヒドが、1校でトルエンの濃度が国の基準値を上回っていた。検査は、「拡散方式」で実施。洗馬、塩尻東、片丘、広丘、吉田の5つの小学校と広陵、塩尻、丘、両小野の四つの中学校の計65教室を検査し、うち49教室で1立方メートルあたり100―650マイクロ・グラムと、国の基準値を上回った。 特に数値の高かった片丘小学校のコンピューター室と丘中学校のLL教室については、濃度が下がるまで使用中止にし、12校すべての教室約500か所に換気扇を設置するなどの対応を決めた。 | ||||||||||||||
2003年8月 北海道士別市教委 | 8月11日に士別南町学校と士別小学校、士別南中学校の3校で調査を行った。ホルムアルデヒド、パラジクロロベンゼンなど基準値を上回る化学物質が検出された9教室を使用禁止とした。士別南小は80年度、士別南中は92年度、士別小は96年度に建設された。 | ||||||||||||||
2003年7月 東京都教育庁 | 9/1都教育庁発表の「都立学校における室内化学物質の定期検査結果について」によれば、本年7月に、改築工事後約10年以内の都立学校20校について、室内化学物質の濃度測定を実施した。各学校とも、特別教室を中心に5教室を測定した。 20校中11校(21教室)で、ホルムアルデヒドが基準値を超過し、トルエンは1校(1教室)で基準値を超過した。教室の内訳は、特別教室が20教室、普通教室が2教室。 | ||||||||||||||
2003年7-8月 大阪府堺市教委 | 夏休み中に市立の幼稚園と小中高百一校・園で空気中の化学物質濃度を検査、うち六割の62校・園でホルムアルデヒドの濃度が国の基準値を超え、最高で5.8倍に上ったと、9/2発表した。検査は七月下旬から約一ヶ月間かけて実施。対象の101校・園は改修工事中の45校を除いたもので、全市立校・園の七割にあたる。教室などで20分換気し、五時間密閉したあと24時間にわたって測定。ホルムアルデヒドは小学校一校で一立方メートル当り580マイクロ・グラムを検出したのをはじめ、小学校39、中学校20、幼稚園3の各校・園で基準値を超えた。市教委は、換気扇や通気孔を新たに設置、再検査ではいずれも基準値以下になったと説明。「健康被害は出ておらず、十分換気すれば問題ない」としている。 | ホルム アルデヒド |
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2003年7月 兵庫県姫路市教委 | 検査は七月下旬、市立の幼稚園、小中高のほぼすべてにあたる143校・園(370室)で実施。うち37校・園(42室)で、基準値を超すホルムアルデヒドを検出した。 最も濃度が高かったのは城南小のランチルームで、370マイクログラムを検出。他に、5幼稚園、17小学校、14中学校の教室や音楽室などから110―190マイクログラムを検出した。同市教委は、検査結果が確定した9/9ごろ、同ルームの使用を中止したが、他の学校には検査結果を通知しておらず、各教室は通常通り使用されている。 | ホルム アルデヒド |
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2003年夏 長野県長野市教委 | 夏休み期間中にパソコン教室の1人1台化整備を行った市立小学校38校のうち8校に、ホルムアルデヒドの空気中濃度の検査で国の基準を上回る値(1.1―1.3倍)が検出され、使用を差し止めたと9/16発表。加茂、吉田、裾花、芋井第一分校、信里、綿内、保科、更府の各校。 | ホルム アルデヒド |
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2003年7-8月 北海道旭川市教委 | 検査は7、8月に88校中57の市立小中学校で行われ、19校から基準値を上回る数値が測定されたことが9/4に分かった。ホルムアルデヒドが16校で最大3.2倍、トルエンが5校で3.2倍、パラジクロロベンゼンが1校で1.7倍、それぞれ基準値を上回った。19校のうち約半数が保護者に検査結果を伝えていなかった。 | ||||||||||||||
2003年7-8月 北海道札幌市教委 | 市立小、中、養護学校の77校を対象にした調査の結果、45校でシックハウス症候群の原因物質が国の基準を超えていたと9/19発表。築20年の学校でも基準を超えていた。基準を超えたのはホルムアルデヒドが42校(普通教室16校、コンピューター室19校、音楽室32校)で、トルエンは5校(普通教室2校、コンピューター室3校、音楽室1校)だった。両物質ともに基準を超えた学校が2校あった。基準を超えた学校の46%の21校が築15〜20年だった。このうち16校ではいずれも音楽室が基準を超えていた。17時間教室を閉め切った後、拡散法で測定。 | ||||||||||||||
2003年7-8月 東京都練馬区 | 60小学校と5幼稚園のうち、26の小学校の各音楽室と一つのコンピューター室、二つの区立幼稚園でホルムアルデヒドが国の基準値を超えて検出されたことを9/18、明らかにした。幼稚園は低濃度で換気の徹底で対応できるが、小学校の音楽室は最大で基準値の3・2倍を記録したため、区はすべての音楽室を使用禁止にした。調査は7、8月に実施された。音楽室は密閉生が強く、濃度が高かったとみられる。 | ホルム アルデヒド |
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2003年8月 大阪府枚方市教委 | 市立の全幼稚園・小中学校の約6割で、国の基準値を超えるホルムアルデヒドなどの有害物質を検出したと9/22発表した。 市教委学務課によると、有毒物質の検査は8月、市立の幼稚園と小中学校計75施設で実施。45施設で、基準値を上回った。うち小学校1校では、有害なトルエンも基準値を超えて検出された。 |
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2003年8月 大阪府吹田市教委 | 市立の幼稚園、小中学校の約6割で国の基準値を超えるホルムアルデヒドを検出、最高で基準値の3・7倍に達したと9/25発表。市内の幼稚園6園と小中学校18校の計107教室で8月に実施。うち15校の24教室で基準値を超えた。 | ホルム アルデヒド |
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2003年8月 熊本県教委 | 8/31までに調査した公立小中高校169校のうち、約11%に当たる19校(14小学校、3中学校、2高校)のコンピューター教室で国の基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されたほか、8校の一般教室、1校の図工・美術室でも基準値を超えた。また、2校のコンピューター教室、1校の図工・美術室から国の基準値を超えるトルエンが検出された。健康被害を訴える児童・生徒はいなかった。 | ||||||||||||||
2003年7-9月 長野県松本市教委 | 市立の全35小中学校・3幼稚園中、28校3園で、基準値の1.1倍から4.5倍の濃度のホルムアルデヒドが検出された。高濃度であった各校のコンピューター室については、換気扇の設置を含め対策を検討する。(11/14発表) | ホルム アルデヒド |
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「学校環境衛生の基準」の改訂が2002年2月5日に発表され、同4月1日から教育委員会・学校は これを遵守しなければならなくなったが、工事を請け負った企業との契約がそれ以前のものでは、 契約内容に含まれないため企業側には法的責任は発生しないが、道義的責任や社会的影響を 考えて、改修工事費用などを企業が負担する事例が目立つ。 |
「学校環境衛生の基準」改訂 | ||||||||||||||
教室の窓等を閉めて測定するなど空気サンプリング方法を改善するよう文部科学省から新たに通知 | 2003年7月通知 | ||||||||||||||