乗鞍岳（山スキー）

2007年3月26日
同行：K先輩・O原

昨年に続き、乗鞍山スキーに行ってきました。


休暇村からスタートです。
麓は快晴。予報でも今日は穏やかな天気のはずです。


いよいよスノーウルフの本格デビューです。


リフトを3本乗り継いで、ゲレンデトップよりハイクスタートです。
ゲレンデトップまで来たところで、何故か曇り空に小雪が舞っていました。
風も結構吹いています。
何組かのパーティが登っていきます。


最初のキツイ登りを終えて、緩やかなツアーコースに出ました。
乗鞍は最初がしんどいですね。いきなりスキーを脱ぎたくなりました。


しばらく進んで、樹林帯を抜けます。
時折青空が見えますが、予想に反して雲が多い。風もかなり強いです。
しかし、開けた視界は一気にアルペンムード満点で、疲れが吹っ飛びます。


風速20ｍ以上と思われる強風で、撤退も考えましたが、根性でいけるところまで行こうとがんばりました。せめて肩の小屋まで、と思いましたが、直下の斜面がどうしようもなくクラスとしていて、シールが効きません。
上から強風が吹き降りてきて、滑落の恐怖に耐え切れず、途中から撤退となりました。


一番上のアイスバーンの斜面を根性で下り、小屋の陰で昼食をとりましたが、イマイチ風を防いでくれず大変寒かった。さらに僕は斜面丈夫でデジカメを落としたことに気付き、取りに戻ったりして疲れました。デジカメは奇跡的に発見できました。

後半の部、滑降スタートです。


斜面はアイスバーンプラス悪雪で非常に滑り難い。
K先輩はターンの度に転倒していました。


下のほうに降りてきても、雪が悪く面白くありません。


今回はピッケルとアイゼンがあればもう少し上まで行けたけど、まさかこの時期そこまで必要とは思いませんでした。乗鞍は風が強いとは聞いていましたが、前回着た時が穏やかだったのでビックリしました。
ハイクもスキーも大変でしたが、いい経験が積めたと思います。スノーウルフも悪雪でも結構踏ん張ってくれました。

とりあえず、次回に期待です。