三男が無事誕生いたしました。母子ともにいたって健康です。
週末の金曜日。「まだ産まれそうもない」という妻のメールを読み、まだかまだかとヤキモキしながら実家へ帰宅。
週末には産まれるのでは? と、お互い思っていたのに、兆候はなし。「来週に持ち越しかぁ」と半ばあきらめかけて床についたのが11時。
ところが、「お腹イタイ・・・」の妻の声で起こされたのが明け方の4時。少し様子を見ながら、これは陣痛だと判断し、予約してあった病院へ連絡。
夜間直通の電話番号は、何度かけても誰も出ません。仕方なく昼間の代表番号にかけて、産婦人科へつないでもらいました。
【私】 「あのぉ、陣痛がはじまったようなので、これからそちらに行きたいのですが・・・」
と用件を伝えると、相手は慌てる様子もなく、ゆっくりとした口調で
【看護婦】「診察券の番号をどうぞ」
・・・あ、そういうモノなの?と呆気にとられましたが、妻が財布から診察券を取り出し、私に手渡します。
【私】 「****番です」
【看護婦】「予定日ですか?」
【私】 「少し早いようです」
【看護婦】「何分おきに陣痛がありますか?」
【私】 「8〜10分です」
【看護婦】「分かりました、入院の準備はされていますか?」
【私】 「はい」
【看護婦】「初産ですか?」
【私】 「三回目です」
・・・と、ここで態度が変わり」
【看護婦】「あ、あ、そうですか。病院までどのくらいで到着しますか?」
【私】 「15分くらいです」
【看護婦】「カルテを用意しておきますので、すぐに来てください」
二人の子供たちは、まだまだぐっすり眠っていたので、おばあちゃん(私の母ね)にみてもらうよう頼んで、いざ出発。
次男の時は、病院へ向かう途中で、今にも産まれそうなほどの苦しみ方をしていたのに、今回は余裕の妻。
妻曰わく「これって本当に陣痛かなぁ?」だって(笑)。
病院に着き分娩待機室に通される。
「この前は、すぐに分娩室に運ばれて、待機室は来なかったの」なんて、看護婦に冗談を言う妻。余裕だ。
で、しばらくして妻は診察のため分娩室へ。私は眠かったので待機室のベッドで横にならせてもらいました(笑)。
6時半か7時頃だったかな。陣痛の間隔が短くなり、妻は「腰がイタイ、お腹がイタイ」を連発。
一生懸命腰をさする私(もちろん睡魔と闘いながら・・・)。
後で聞いたら、陣痛と陣痛の間は妻も寝ていたらしいです。
そして、もうそろそろ限界かな?と思っているところへ助産婦さん登場! おお、グッドタイミング!!
助産婦さんに連れられ、分娩室へ向かう妻。「ママ、がんばれ」それしか言うことありません、私には。
一応、分娩室のそばに居るのがいいのかしら?と思い、近くで待っていると、看護婦さんがやってきて「まだですから、どうぞあちらへ」って待機室へ戻されちゃいました。
ここぞとばかりに、またまたベッドで仮眠をとる私(笑)。
長男の時には、このまま寝ていたら、産まれたのを誰も教えてくれなかったっけ。
今回は、産まれる前に分娩室のそばまで行って、ちゃんと産声を聞きましたよ。
妻の「やったー、3000gにいかなかったー」と「おっきいのがついてるねぇ」の声もね(笑)。
それを聞いて、またまた待機室で仮眠・・・
と、そこへ看護婦さんが赤ちゃんを連れてきてくれました。
「パパだよー」って、まだ分からないよなぁ。それにしても、ちっちゃいっ!
こんなに小さかったっけぇ? と、長男、次男の時のことなんてすっかり忘れちゃっているから、痴呆症かもしれない(笑)?
その後、やっぱり仮眠してたんだと思うけど、看護婦さんに「ご主人、荷物を病室の方へ運んでください」と言われ、車椅子に乗った妻と病室まで移動。
妻は「ついさっき赤ちゃん産んできました」なんて顔、全然していないから女性ってスゴイね。ただ感心するばかりです、ハイ。
ママよく頑張ったね。
3月3日 出生届を提出しました
この子の名前は、優しい子に育つよう願いを込めて
優(ゆう)くん です。
どうぞ、よろしくね。
男の子らしい顔してるでしょ? パパ、ママどちらに似てるかなぁ?

おっぱいを飲むとき以外はずーっと寝ている。手のかからない子だと嬉しいな。

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