使用カメラ変遷


最近、ついにデジタル一眼レフを購入しました。
悩みに悩んで、結局ペンタックスのK100Dに決めたのですが、これを機に、今までの僕のカメラの変遷をまとめてみました。


最初に自分で購入したカメラは、嫁さんと付き合いだした1997年頃に購入したミノルタのAPSコンパクトカメラだったと思います。それまではせいぜい写るんです位しか使ったことがなかった。
まあこのコンパクトフィルムカメラも、フィルムの入れ方すら知らなかったので、APSなら簡単そうだしいいかな、って程度で選んだ代物ですので、特にこだわりはありません。ダイエーで手ごろな価格のものを選んだように記憶しています。
このカメラは、嫁さんと旅行に行くときなんかに持っていって、それなりに活躍してくれました。

時代は変わりまして、1999年頃だったと思いますが、世の中にデジタルカメラというものが登場してきました。登場したばかりの頃は30万画素、すぐに100万画素、130万画素、200万画素と画素数がアップし、カメラとしての機能がアップして行った頃、僕も初めてのデジカメを手に入れました。

最初のデジカメは、京セラの「サムライ」というモデル。一見ビデオカメラのような形状で、130万画素程度だったと思います。これがひどいカメラで、単三型の電池を使うのですが、異常に持ちが悪く、スキーに行ったときなんかはすぐに電池が切れて使い物になりませんでした。液晶モニターなんか付けた日にはすぐにバッテリー切れを起こしてしまい、なんて使えないカメラだ、と思ったものです。そんな訳ですぐに手放してしまいました。

その後、1999年の春、当時付き合っていた嫁とグアム旅行を計画しまして、そのタイミングで新しいデジカメを購入しました。
買ったのは、オリンパスの「キャメディアC2020ZOOM」というモデルで、当時最もハイスペックだった200万画素モデルです。当時としてはフルマニュアル操作に対応する数少ないモデルで、雑誌等で情報収集して決めたと思います。
このカメラ、けっこう大きくて重かったのですが、F2.0とレンズが明るくて写りも非常に良かった。マニュアル操作にも対応していたのですが、基本的には全てカメラ任せで撮影していましたが、よく映るカメラだったと思います。今から考えると、起動時間も遅いし、ズームも「ズズズズッ」って感じで遅かったけど、当時はどのモデルもそんなもんでしたからあまり気になりませんでした。
その後、2003年頃までしぶとく使っていたのですが、妹に貸したところ落とされてしまい、まだまだ現役で使える奴でしたが、引退となりました。

妹からお詫びのお金を頂いたので、新しいデジカメを買うことにしました。なぜかその頃の僕はデジカメにあまり執着しておらず、「今の新しいモデルを買えばどれでもC2020Zよりいいだろう」位しか考えませんでした。

それで、使い慣れたオリンパスのものでいいや、ってことで、「キャメディアμ20D」という当時タッキーがCMをやっていた400万画素の生活防水モデルを購入しました。
これは今でも使っていますが、C2020Zに比べてとにかくレンズが暗い。
露出も常にアンダーな感じがして、とる写真が全部暗く写ります。
快晴であれば問題ないのですが、曇りだったり、室内だったりすると全部の写真がアンダーです。印刷するときは、必ずプラス補正してやらないといけません。

ただ、こいつのいいところは生活防水であることです。
山へ行くときはいつも持って行きますが、雨天時でも平気で撮影できますし、テントに入って湿気でテント内が結露するような状況でもカメラに気を使わなくていいのは楽です。
雨が降ってテント内が浸水するような状況もままありますが、カメラは床に放置したままでもとりあえず壊れません。
また、C2020に比べて圧倒的にコンパクトなので、山に持って行くカメラとしてはいいカメラです。写りは悪いですけど。
山での撮影は基本的にはHPの記録用と割り切っているので、まあ問題ありません。

写りに不満がありながらも、しばらくμを使用していたのですが、2004年に子供ができました。
子供は可愛く写さなければいけない、と思いまして、新たなカメラの購入に踏み切りました

。
買ったのはペンタックスの「オプティオ750Z」という700万画素モデルです。当時のペンタックスの最上級コンパクトモデルです。
このカメラの購入に当たっては色々とありまして、ヤフオクで購入したのですが、ヤフオクで色々見ていると、えらい安く出品している出品者がいます。
市場価格よりどれも1万円以上安い値段で、複数のモデルをそれぞれ10台とか20台出品しています。評価もきちんとしていたので、その出品者から買うことにしました。
正直なんでペンタックスのこのモデルを購入したのか覚えていないのですが、とにかく電気店で買うよりもかなり安く手に入れることができました。

で、僕が落札して、商品が到着してから1ヶ月くらいでこの出品者が詐欺師であることが発覚しました。落札から商品到着まで1ヶ月かかります、というような取引方法だったので、その間に大量に出品してドロンしたようです。僕と同じくらいまでに落札した人にはきちんと商品を送っていますので、それまでが信用を得るためにやっていた取引だったということでしょう。とにかく危ないところだった。

まあそんな訳で安く手に入れることができたこのカメラ、初の700万画素、初のペンタックスということでどんなもんかと思っていたのですが、非常に移りがいい！
700万画素のせいなのか、1.8インチのCCDのせいなのかわかりませんが、今までのモデルに比べて格段に描写性能が高いです。
レンズはF3.5からの5倍ズームでそんなに明るくはないので、室内の撮影には若干辛い物がありますが、晴天の屋外などではとても綺麗に写ります。
またスーパーマクロモードを搭載しているので、3cmまで寄って写せます。初めてこのモードで撮影したときはその迫力に感動しました。でもマクロなんてほとんど使わないんですが･･･。

K100Dを購入してしまったので、嫁さん用となりますが、K100Dを持っていけないようなところではまだまだ活躍してくれそうです。

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